アイデアが浮かばないわけじゃない。
ただ、浮かんだ瞬間に消えていくことが多い。

「管理しなきゃ」と思った途端、思考は重くなる。
でもPlotter mini6ならそれが簡単にできる。
管理の道具というより思考の習慣を変える装置だった。

結論から言うと、僕はこう考えている。
アイデアは“管理”するものではなく、“育てる”もの。
そして、そのためには「手帳は1冊にまとめる」よりも、役割で分けるほうが効果的だ。

ミニマリストだから、と一冊にこだわると、意外と思考のノイズを減らすことができない。
今回はそんな、手帳術の話。

なぜ“管理”しようとすると、アイデアは死ぬのか

仕事が増え、プロジェクトが増えるほど、
「全部を一冊にまとめよう」とするほど、
手帳術は破綻する。

  • どこに書いたか分からない
  • 探す時間が増える
  • 結局、書かなくなる

この状態は、ミニマルに見えて、実は真逆だ。
手帳が“整理”ではなく“ノイズ”になる。

僕が「管理」から距離を置いたのは、スマホでも同じだった。
最新を追うほど生活の負荷が増えた感覚があって、デジタルも“最適化”へ舵を切ったのだ。

参考記事:最新iPhoneをやめた40代へ|ミニマリストのスマホ最適解

僕の運用ルール:手帳はサイズで役割を分ける

さて、ここからが本題。
実は、僕は手帳の「3冊運用」をしている。
わざと増やしているのではなく、役割を分けてノイズを減らしているのだ。

① A5手帳=母艦(目標と設計図)

A5手帳は、いわゆる“司令塔”だ。
年間目標/月間目標/週間目標をここに集約する。

  • 持ち歩かない
  • 家でデスクに向かって開く
  • 頻度は週1〜2回

ここは「未来の自分」と会話する場所だ。
日々の雑音から離れて、方向だけを整える。

僕の中では、これがWEの根っこにある「整える」の感覚に近い。
モノを減らすことより、暮らし全体の“機能”を整えるほうが効く。

参考記事:モノを減らすだけでは人生は変わらない|40代ミニマリズムの本質

② バイブル=ToDo(今日の現場)

バイブルサイズは、完全にToDoリスト専用
1日1ページで、バレットジャーナル的にタスク管理をしている。

  • その日のやること
  • 優先順位
  • 終わったらチェック

ここには時々、アイデアが混じる。
でも“アイデアを育てる”場所はここではない。
バイブルに落ちたメモのうち、残すべきものだけ母艦(A5)へ転記する。

この「書き写す行為」自体が、実は思考整理のフィルターになる。

ちなみに、頭の中を静かに整えるために、文具へも多少の投資をしている。
参考記事:40代ミニマリストは、なぜ文具に投資するのか

③ Plotter mini6=アイデアメモ(種を置く)

そしてPlotter mini6
これは常にポケットに入れておく。ここが一番重要。

  • 1ページ1アイデア
  • “整える”前の、断片のまま書く
  • 使えるかどうかはその場で判断しない

mini6は「管理」ではなく、「採集」みたいな感じだ。
思いつきの芽を、逃さないための道具として使っている。

面白いのは、この手法を使うと思考の順番が逆転すること。

以前:思いついた → メモする
今:mini6を開く → 考え始める

つまり、Plotterを開く行為そのものが、僕にとっては思考のスイッチになっている。

アイデアを“育てる”具体的な流れ

mini6に書いたアイデアは、2パターンで育つことが多い。

パターンA:母艦に移して育てる

時間があるときに、mini6のアイデアを見返し、
「残す」と決めたものだけをA5手帳へ移す。

  • 断片が整理される
  • 目標と結びつく
  • 企画の芯になる

パターンB:そのままアウトプットする

YouTubeやnoteの記事として、そのまま出す。
アイディアの羅列なので、並べ替えるだけで構成が完了するのが実に便利だ。
そして、アウトプットしたら、抱えない。
そのページは切り離して処分してしまう。

思考は、溜め込むほど重くなる。
出すことで軽くなる。
これは、暮らし全体でも同じだと思っている。

疲れが抜けない状態も、突き詰めると“回復を邪魔するノイズ”が残っている。

参考記事:寝ても疲れが取れない40代へ|何をやっても効果がなかった理由

おまけ|僕はA5ルーズリーフも併用している

3冊運用に加えて、A5のルーズリーフをビジネスの打ち合わせメモ/プロジェクト管理に使っている。

  • バインダーに挟む
  • 革のブックカバーをかける
  • “案件の現場”はここで回す

これは、ToDoとアイデアをビジネス側で混ぜないため。
役割が混ざると、思考はすぐ濁る。

アイデアは“管理”ではなく“環境”で増える

Plotter mini6は人によっては「高級手帳」だし、
あるいは「おしゃれ文具」かもしれない。

でも、僕にとっては、思考の通り道を整える装置だ。

アイデアを増やしたいなら、頑張るより先に、
「すぐ書ける環境」をつくった方が早い。

もし最近、

  • 考えているのに前に進まない
  • アイデアが散らばっている
  • 手帳を買ったのに続かない

そんな感覚があるなら、まずは1週間だけ試してほしい。

mini6をポケットに入れて、1ページ1アイデア。
管理はしない。育てるだけでいい。

今日のあなたの思いつきが、
来月のあなたの武器になる。

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yohaku
余白のある生き方を探しながら、 40代の暮らし・働き方・持ち物を“整える”ための思考を書いています。 ミニマル思考、Quiet Luxury、道具から学ぶ哲学。 心と生活が軽くなる視点を、日々の実践から発信中。 元ドキュメンタリー番組ディレクターを経て、 現在はブランド設計・クリエイティブの仕事に携わっています。 「ものを減らす」の先にある、 “どう生きるか”を一緒に考えるための場所です。