40代で習慣が続かない理由|できる人ほど頑張らない思考法

年が明けると、何かを始めたくなる。
ダイエット、運動、勉強、生活改善。
40代になると、こうした「仕切り直し」を意識する人は多い。
一方で、1ヶ月も経つ頃には、
ちゃんと続いている人と、
いつの間にかやめている人に、静かに分かれていく。
この差は、何なのだろうか。
なぜ40代になると、習慣が続かなくなるのか
40代は、時間も体力も有限になる。
仕事の責任は増え、
家庭や生活の要素も絡み、
20代・30代の頃のようには動けない。
すると、こんな考えが浮かびやすくなる。
- どうせやるなら、ちゃんとやりたい
- 中途半端なら、やらない方がいい
- 失敗したくない
この「構え」が、
習慣を始めるハードルを一気に上げてしまう。
同じように、
40代で思考や働き方そのものを見直したくなる理由は、
40代からのキャリアドラフト|働き方を選び直すミニマル思考
でも整理している。
できる人ほど、なぜ気合を入れないのか
周りを見ていると、不思議なことに気づく。
長く続いている人ほど、
そこまで頑張っていない。
毎日欠かさずやっているわけでもない。
強い意志をアピールしているわけでもない。
それでも、気づけば何年も続いている。
違いは、意志の強さではない。
習慣を
「根性で続けるもの」ではなく、
自然に戻れる状態をつくるもの
として捉えている点にある。
習慣が続かないのは、意志が弱いからではない
新しいことを始めるとき、人は構えすぎる。
- 毎朝必ずやる
- 絶対に続ける
- 毎日欠かさない
こうした言葉を口にした瞬間、
習慣は一気に重くなる。
例えばこれは、僕が趣味として楽しんでいる
写真でも、似たことが起きる。
「いい写真を撮らなきゃいけない」
「SNSに出せるレベルじゃないと意味がない」
そう思った途端、
シャッターが切れなくなる。
続かない原因は、
意志の弱さではない。
最初から、完璧を目指してしまうことだ。
この感覚は、
暮らし全体でも同じで、
「減らそう」「変えよう」と力を入れすぎると失敗しやすい。
参考記事▶︎ 断捨離がうまくいかない40代へ|減らさないミニマリズムを選ぶ
習慣は「続けるもの」ではなく「また始められるもの」
習慣は、もっと軽くていい。
今日は5分だけ。
明日は1ページだけ。
明後日は、やってみるだけ。
それくらいで十分だ。
三日坊主でも構わない。
三日坊主を10回繰り返せば、1か月になる。
大事なのは、
続けることよりも、
やめても戻れる状態を保つこと。
多くの人は、
そもそも始めない。
それだけで、差は生まれる。
習慣の力は、思っている以上に強い
先日、いつもの駅で、
無意識に目の前の電車に乗ってしまった。
その日は、逆方向に行く必要があったのに。
「この駅では、この電車に乗る」
そんな思い込みが、
考える前に体を動かしていた。
これが、習慣の力だ。
考えなくてもできる。
だから楽で、
だから間違えることもある。
新しいことが身につきにくいのは、
ごく自然なことだ。
習慣を軽くする、ひとつの整理
ここで、シンプルに整理してみる。
習慣 = 意志 × 回数 × 思考の軽さ
多くの人は、
「意志」を強くしようとする。
でも、実際に効いているのは、
思考を軽くすることだ。
- 「絶対」「必ず」を使わない
- 失敗を、失敗にしない
- 回数を重ねる前提で考える
この設計そのものが、
習慣を静かに育てていく。
暮らしや仕事も、
「意思」ではなく「構造」で整う、という話は
40代ミニマリストの暮らしは「仕組み化」で整う
でも触れている。
僕がやった、いちばん小さな変化
最近、スマホの待ち受け画面を変えた。
ダイエット後の目標のイメージを置き、
アプリを少し整理した。
それだけだ。
でも、それだけで
「今日もやろう」と思える回数が、少し増えた。
思考を外に出し、
戻りやすくする仕組みとしては、
▶︎ Plotter mini6手帳術|アイデアは管理せず育てる
のような方法も相性がいい。
習慣になるまで、
大きな努力は必要なかった。
小さな変化で、十分なのだ。
できる人ほど、実は無理に頑張っていない
できる人ほど、
実はあまり頑張っていない。
頑張らなくていい構えをつくり、
淡々と回数を重ねているだけだ。
仕事も、体づくりも、勉強も同じ。
最初からうまくやろうとしない。
やめても、また始める。
それを繰り返した結果、
気づけば習慣になっている。
だからまずは、
三日坊主を始めてみるくらいでいい。
それが、
40代から習慣を静かに身につける、
いちばん現実的な方法なのだと思う。
合わせて読みたい
同じように、
40代で思考や働き方そのものを見直したくなる理由は、
▶︎ 40代からのキャリアドラフト|働き方を選び直すミニマル思考
でも整理している。
習慣が続かなくなるのは、
気合や根性が足りないからではない。
仕事の設計そのものが、
20代・30代の延長では回らなくなっている、
ただそれだけの場合も多い。





