ミニマリストになりたい。と思ったとき、なんのためになるのか?みたいな目的は大事だと思っています。
ボクもなろうとしてなったというよりは、いつのまにかそんな生き方をしていたというだけなので。
なので、ミニマリストになることが目的になってて、何を目的にしてるかが欠落しているのはもったいないなと思うのです。
だからといって、「節約」を目的にミニマリストになる、というのもまたちょっと違うのかな、とボクは思うわけですね。
その理由を解説していきたいと思います。
手段と目的がズレている
まず、節約を目指すなら別にミニマリストになる必要はないわけですね。
ただ節約をすればいいだけですから。
シンプルに欲しいものをガマンするだけで節約はできるはずです。
そんな人にとっては、ミニマリストになることはあまり意味がないと思ってます。
それよりも、日々貯金をするとか、間食をやめるとか、そんな意識変化だけで十分なはずなのです。
節約もあくまで手段で、ミニマリズムもやっぱり手段です。
手段と手段の掛け算をしているだけで、それが自分の人生をどう幸福にしていくのかが見えていないとただ苦しいだけじゃないかな、と思うんですね。
やっぱり自分の人生をどうクリエイトしていくか、というのはしっかり考えていくべきだと思います。
ガマンしてても人生は楽しくない
自分が所有するものが「いるか要らないか」の判断が大事で、ガマンすることが目的ではないはずです。
持たないことが我慢だったり、節約が我慢だったりするのは、本当に望んだ人生なのか?というのは
人生が豊かになるのが大事です。
節約の先にあるもの、ミニマリストになった先にあるもの、をしっかりと見つめておきたいですね。
本当の目的はなんなのか?
節約を目的にミニマリストにならない方が良い理由の3つ目は、最終ゴールが見えないから、です。
節約もミニマリズムも途中であって結果にはならないわけですね。
家の家具をすべて捨てたらミニマリストなのか?というと、その瞬間だけ持ち物が減っただけで、その人がミニマリストになったかどうかはわかりません。
あくまでミニマリストは生き方の主義や信念みたいなものだからです。
持たない家に住むことが良いのではなく、自分が選んだモノしかない家に住むことで、その「モノ」の要不要を見極めることが重要になるわけです。
その結果として、心豊かに、幸せに生活を送ることができるかどうかが大事です。
不要なものを持たないと言ってるのに貯金して何をしたいのか?
買う気もないのに、お金を所有するのはあるいみミニマリズムに矛盾していないか?
そんな疑問すら湧いてきます。
最後に
なんども言いますが、ミニマリズムは自分の人生をより良く、最適化するための手段でしかありません。
そして、節約や貯蓄も同じです。
なので、その結果としてのやりたいことの方が大事で、ミニマリストである必要はないわけですね。
ということで、節約を目的にミニマリストになるのはオススメしない3つの理由でした。
それではまた。