よく、ミニマリストの人がYouTubeなどで乾燥機付きドラム型の洗濯機を絶賛しているけど、実は僕の考え方は真逆だ。

乾燥機付き洗濯機を手放したら、暮らしが驚くほど軽くなった。
負担が減り、衣類の質が上がり、思考の余白まで増えたのだ。
40代ミニマリストにとって、乾燥機は「本当に必要か?」を見直す絶好のタイミングだった。

今回はそんなお話。

便利さの“副作用”

乾燥機付き洗濯機は、たしかに便利だ。
その日のうちに乾かしたら、確かに服の量も少なくて済む。

でも、僕の生活では「便利さの副作用」の方が大きくなっていった。

  • 乾燥待ちの時間が地味にストレス
  • シワ・縮み・生地の傷みが気になる
  • 音や振動が、部屋の静けさを奪う
  • 乾燥がうまくいかない日の“やり直し”が面倒

そして何より、乾燥機があることで、洗濯が「仕組み」ではなく「気分」になっていた。
便利のはずが、生活のリズムを乱していたんだと思う。

暮らしが整うのは、道具を増やしたときじゃなく、道具と生活が噛み合ったとき
この感覚は、ミニマリズムの本質にも近い。
(参考: モノを減らすだけでは人生は変わらない|40代ミニマリズムの本質

乾燥機を手放したメリットを簡単にまとめてみた。

メリット①:衣類の質が、根本的に上がった

乾燥機を手放していちばん変わったのは、服との付き合い方だった。

乾燥機って、意外と「乾燥NG」の服が多い。
だから乾燥機が前提だと、いつの間にか選ぶ服が偏っていく。

でも乾燥機を手放すと、逆にこうなる。

  • 生地を傷めない前提で服を選ぶ
  • “縮む・傷む”ストレスがなくなる
  • 結果として、服の寿命が伸びる

40代の生活って、ただでさえ情報もタスクも多い。
だからこそ、衣類みたいな「毎日触れるもの」は、負担を増やさない方がいい。

例えば、乾燥機ありきのときは下着は全てファミマかユニクロだった。
一年で全部買い替える前提。
多少のヨレや縮みは気にしないようにしていた。

でも、乾燥機をやめてから下着をワコール・メンのものに変えた。
肌触りがよく、型崩れもしない。
何より、履いていて心地がいい。
ヨレヨレの下着ではなく、パリッとした一着の方が、1日の仕事にもやる気がでる。

服を増やす・減らす以前に、質と関係性を整えることも大事だ。
これは、僕がWEでずっと書いている「整えるミニマリズム」そのもの。
(参考: 新時代ミニマリストとは?|「持たない」より“整える”を選ぶ生き方40代ミニマリストの「10年服」7選|消耗品と定番を分けるとクローゼットは一気に軽くなる

メリット②:洗濯のストレスが激減した

乾燥機を使っていた頃は、洗濯がどこか「不確実」だった。

  • 毎日のように洗わなくてはならない
  • 乾燥が終わったはずなのに、ちょっと湿っている
  • 乾燥に入れたくない服が混ざっている
  • 乾燥機の音がうるさい

この“小さなノイズ”が地味に生活に効く。
40代の生活って、こういう細かなストレスが積もって疲れるのだ。

乾燥機をやめると、洗濯は一気にシンプルになる。

洗う → 干す → 終わり。

このシンプルさは強い。
「便利」を削ると、逆に暮らしが静かになることがある。
(参考: 洗濯機は乾燥機付きじゃなくていい|40代ミニマリストの“選択的洗濯”という考え方

メリット③:洗濯を“仕組み化”できるようになった

乾燥機を手放したことで、洗濯は「イベント」じゃなく「仕組み」になった。
ここがいちばん大きい。

では、乾燥機なしで、結局どう干してるのか?

実は、僕はユニットバスに干して、換気扇を24時間回しっぱなしにしている。
さらに生活条件がこれを後押ししてくれた。

  • ジムでシャワーを浴びるので、家では浴びない
  • ユニットバスは元々乾燥しやすい構造なので、乾きが早い
  • 部屋干しではないから、嫌な匂いが気にならない
  • 部屋の景観を損なわない(生活感が出にくい)

「部屋干し=匂い・景観が崩れる」というイメージがある人も多いけど、僕は“部屋ではない場所”に干すことで、そこを回避している。

つまり、乾燥機の代わりに必要だったのは「機械」じゃなくて、導線の設計だった。

暮らしは意思で回すと疲れる。
構造で回すと、軽くなる。
(参考: 40代ミニマリストの暮らしは「仕組み化」で整う——意思ではなく“構造”で軽くなる方法

乾燥機を手放すと、暮らしが静かになる

乾燥機は悪ではない。
ただ、40代の僕にとっては「最適」ではなかった。

乾燥機を手放して得たのは、この3つ。

  1. 衣類の質が上がった
  2. 洗濯のストレスが減った
  3. 洗濯を仕組み化できた

便利さを足すより、生活との相性を整える。
それだけで、暮らしは静かに軽くなる。

もし今、洗濯が面倒だと感じているなら。
乾燥機を“増やす”のではなく、乾燥機を“疑う”のも一つの選択肢かもしれない。

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ABOUT ME
yohaku
余白のある生き方を探しながら、 40代の暮らし・働き方・持ち物を“整える”ための思考を書いています。 ミニマル思考、Quiet Luxury、道具から学ぶ哲学。 心と生活が軽くなる視点を、日々の実践から発信中。 元ドキュメンタリー番組ディレクターを経て、 現在はブランド設計・クリエイティブの仕事に携わっています。 「ものを減らす」の先にある、 “どう生きるか”を一緒に考えるための場所です。