万年筆に少し憧れはある。
でも、いきなりモンブランやペリカンのような高級万年筆を買うのは、少し勇気がいる。

「万年筆は気になるけれど、最初の一本は何を選べばいいのか。」

そんなときに試してみたのが、LAMYの万年筆だった。

実際に使ってみると、
それは単なる筆記具ではなく、思考の速度を少し落としてくれる道具だった。

この記事では、40代で初めて万年筆を使ってみた体験から、

・初心者がLAMYを選ぶ理由
・万年筆を使うと何が変わるのか

を整理してみたい。

万年筆には、ずっと漠然とした憧れがあった

万年筆には、昔からどこか憧れがあった。

机の上に静かに置かれているだけで、
少し大人の道具のような雰囲気がある。

ただ、万年筆の世界も深い。
調べれば調べるほど、価格も種類も広がっていく。

だから最初は、

「試すように使える一本」

がいいと思った。

そこで選んだのが、LAMYだった。

初めての万年筆としてLAMYを選んだ理由

LAMYはドイツの文具ブランドで、
万年筆初心者の入口としてよく名前が挙がる。

理由はシンプルだ。

  • 価格が比較的手頃
  • デザインがミニマル
  • 書き心地が安定している

いわゆる「高級万年筆」というより、
日常で使うための万年筆という位置づけに近い。

ミニマリスト的にも、
まずは「気軽に使える一本」という感覚がちょうど良かった。
合わないと分かれば、万年筆の所有そのものを見直すつもりだ。

40代になると、モノの選び方は少し変わる。
たくさん持つより、静かに使い続けられる道具を選ぶようになる。

この感覚は、
以前書いた「持ち物の整え方」にも近いかもしれない。

参考記事→40代の持ち物が整わない理由|ミニマル思考で揃える3つの方向性

実際に万年筆を使ってみて感じたこと

万年筆を使って最初に感じたのは、
「思ったより、ゆっくり書く道具だ」ということ。

筆圧がいらないので、手が疲れない。
サラサラとした書き心地の良さはなるほど、執筆に向くわけだ。

ガシガシ使うというよりは、丁寧に、涼やかに使うイメージ。

なので、ボールペンのように、殴り書きよろしく速く書くことはできない。

でも、それが良かった。

書くスピードがゆっくりになると、

  • 言葉を選ぶ
  • 少し考える
  • 手が止まる

この時間が生まれる。

普段は気づかないけれど、
僕たちはかなり速いスピードで文字を書いている。

万年筆は、そのスピードを少し落としてくれる。

万年筆は「思考を整える道具」かもしれない

40代になると、
生活の中で考えることは増えていく。

  • 仕事
  • 暮らし
  • キャリア
  • お金
  • 健康

スマホでメモすることもできるけれど、
手で書くと、思考の整理の仕方が少し変わる。

そして、万年筆で書くと、言葉が少し慎重になる。

この感覚は、
手帳やノートを使うときにも近い。

以前、手帳について書いた記事でも触れたが、
思考を整える道具は「管理のため」ではなく
考える余白をつくるためにある。

参考記事→Plotter mini6手帳術|アイデアは管理せず育てる

40代から万年筆は遅くない

万年筆というと、

  • 趣味の世界
  • 文具好きの道具

そんなイメージを持つ人も多いと思う。

でも実際に使ってみると、
「ゆっくり考えるための道具」という感覚が近かった。

速く書くためではなく、
少し立ち止まって考えるための道具。

40代という年齢には、
むしろこのくらいの速度がちょうどいい。

いきなり高級万年筆を買う必要はない。

まずはLAMYのような一本で、
静かに試してみるのがいいと思う。

思った以上に、
思考の速度が変わる道具かもしれない。

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ABOUT ME
yohaku
余白のある生き方を探しながら、 40代の暮らし・働き方・持ち物を“整える”ための思考を書いています。 ミニマル思考、Quiet Luxury、道具から学ぶ哲学。 心と生活が軽くなる視点を、日々の実践から発信中。 元ドキュメンタリー番組ディレクターを経て、 現在はブランド設計・クリエイティブの仕事に携わっています。 「ものを減らす」の先にある、 “どう生きるか”を一緒に考えるための場所です。