今回のクリエイティブ・レポートはちょっと趣向を変えて、動画作品の公開です。
ピックアップしたのは「しゃべりクリエイター」の岸本学さん。
去年の3月に行われたセミナーの様子を中心に、動画にして発信してます。
クリエイター魂ー#001 しゃべりクリエイター岸本学ー 本編
ひさしぶりの動画作品
久しぶりに、動画作品をつくりました。
いまでこそ、Webサイトの制作や、紙媒体、ロゴなどをふくめたクリエイティブ全般のディレクションをしてますが、実はもともとはテレビ番組の制作ディレクターをしてました。
主に担当していたのがドキュメンタリー番組。
自分で取材対象者を見つけ、企画書を書いて、番組にしてきました。
サーファー、スノーボーダー、ファッションデザイナー、カメラマン、野球少年、スカイツリーや新幹線・・・、とにかく自分が興味を持った、いろんなもののドキュメンタリーをつくってたわけです。
その後、テレビ業界からWeb広告業界に転身してからも、主戦場は動画広告でした。
なので、ドキュメンタリーをモチーフにしたWeb広告もけっこう制作しています。
そんななかで、ぼんやりと「やりたいなぁ」と思っていたことのひとつが「クリエイターを主人公にしたドキュメンタリー動画」の制作でした。
で、今回ご縁があり、しゃべりクリエイターの岸本学さんの動画をつくらせていただくことになりました。
自分で撮影して編集までする動画作品をつくるのはめっちゃ久しぶりです。
もともとは3月に行われた「トーク術」のセミナーを撮影し、編集するというものだったのですが、せっかくなら「ドキュメンタリー風」にしたい。と思い立ち、(ちょっと思った以上に長く時間かけちゃったのですが・・・)今回完成にいたったのがこちらの動画というわけです。
ちなみに
今回はツイッターに直アップできるよう、2分40秒の予告編も制作しました。
良かったらこちらもチェックしてみてください。
クリエイター魂ー#001 しゃべりクリエイター岸本学ー 予告編
そして、今回の主役、岸本学さんのツイッターはこちらから。
しゃべりに限らず、アート絵画やデザイン、そして演劇まで、本当に幅広いクリエイティブの領域で活躍されています。
ぜひ今後の活動も要チェックです!
一人一人のクリエイターの人生にスポットライトを
どうしても成果物だけで判断されがちなクリエイターという職業。
でも、その人ならではのバックグラウンドがあり、ストーリーがあり、そこから生まれる物語がある。
そんな、本来は表に見えてこない「クリエイターの持つ本質」を少しでも引き出すことができたら。
そうした思いからこの「クリエイター魂」を企画しました。
まだまだこれはプロトタイプです。
今後はボクが完全にディレクターにまわり、企画・台本だけに専念して、撮影、編集、ナレーション、音楽効果、映像加工なんかはそれぞれのプロを入れて分業化していきたい。
そんなことを思ってます。
プロにお願いするということは無料ではないのですが、参加者がそれぞれスキルを持ち寄ることで、各々のドキュメンタリーをつくる。みたいなことができたら面白いだろうな、と。
あ、もちろん、クリエイターにかかわらず、webドキュメンタリー番組に出演してみたい方はお気軽にお声かけいただけたらと思います。
見積もり送ります。笑
動画制作は総合芸術だと思う。
いまやiPhoneがあれば誰でも撮影ができ、Macがあれば誰でも編集ができる世の中になりました。
それはそれでとてもいいことだと思います。
一方で、やっぱりクオリティの高い動画を作ろうと思うと、各種のプロの力は欠かせません。
今回も一人で撮影から編集まで取り組んで痛感しました。
大変すぎる。笑
昔から、動画制作は総合芸術、総合クリエイティブだと思っています。
企画力と、台本をつくるライティング能力。
カメラを駆使し、アングルを定めて最適な構図を撮影する技術。
撮影素材からストーリーに沿って最適な絵をパズルしていく編集技術。
それ以外にも、タイトル画面やテロップ一つつくるにしてもデザイン力が必要になります。
音楽もいまはフリー音源が使えますが、選ぶのも一つのセンスです。
そして、BGMをつくるとなると、それはサウンドクリエイションの技術が必要となります。
ナレーションも大事です。
やはり、言葉のプロが必要。
いろんなクリエイティブスキルが集結して完成するのが動画作品。
ボクが動画を好む理由はそこなのかも知れません。
さて、クリエイター魂の第二弾はいつになるか全然わかりませんが、またそのうち制作できたら良いなぁと思っています。
その時はぜひまたおたのしみに。