COLUMN

トゥモローゲート企画②アド・ベンチャー広告編

さて、先日はOffice io として参加したこちらの企画。

実は、Andy個人としても作品を応募していました。
今回はその個人作品をどのようにイメージし、制作したかを掘り下げてみます。

アート作品を使いたい

この企画に個人で応募しようと思ったのは全くの偶然でした。
4月の終わりのある日、アートカメラマンをしている友人の個展を見に行ったのが始まりです。

その友人がアート写真を撮ることは知ってたのですが、作品をみるのは実はこの時が初めてでした。

その作品を見た瞬間に、凄まじいまでの電気が駆け抜け、一気にトゥモローゲートさんの広告ビジュアルが頭に浮かんだのです。

ボクにしては珍しく、コンセプトもターゲットも先行しない、完全にインスピレーションスタートの作品。
というか、もはや写真ありきの作品です。

写真を見た瞬間に完成した、と言っても過言ではないかと思います。

もともとボクは写真にサラッとテキストを添えるようなデザインが好きだし得意です。
なので、個人作品としてこれが生まれたのはある意味では必然ですね。

企画趣旨を考える

さて、いくらビジュアルが頭に浮かんだからと言って、何も言わずに出すのは手抜きだとボクは考えます。
別に仕事レベルに追い込むことはしないですが、なぜこのクリエイティブであるのか、の説明責任はクリエイターならば持つべきだというのがボクの考えです。

また、あの高名なアートディレクターの佐藤可士和さんも「言葉で補うことが大事」って言ってます。
自ら説明を放棄する理由はありません。

そんなわけで、まず考えた企画趣旨やターゲットがこちらです。

企画趣旨
トゥモローゲート=ブラックな企業、というブランディングはTwitter界隈ではかなりの認知度をあげている。
一方で、一般社会的にはどうだろうか?
この点を考慮し、本企画では、Twitterでリーチできていない層を狙う。

ターゲット
・1年間の掲載期間
・コンビニの目の前
・大半がビジネスマン
・1日10万人の乗降者数

これらのリーチをベースに、ターゲットは「採用」というキーワードに敏感で、「トゥモローゲート」の理念、ビジョンに親和性の高い2種のペルソナを想定した。

1)トゥモローゲートへの就職を希望する「学生」
2)トゥモローゲートへ採用企画を依頼したい「企業人」

この二つを網羅するために、以下の要素を網羅する公告ビジュアルとコピーを提案したい。

・冒険心を掻き立てるビジュアル
・挑戦的な性格に刺さるコピー
・採用で世界を変えようとする理念

補足
本来であれば、1ターゲットに対して1メッセージの広告を考えたいところではなります。
ただ、今回はお祭り的要素も含め、リアルなターゲットに直接的に何かを訴求するというよりは、トゥモローゲートそのものに対して興味を持ってもらうことを目的と考えました。

そのため、ペルソナの絞り込みは行わず、広告を大枠で捉えてもらい、「冒険的イメージ」がささり、さらに「採用」という言葉がさらに刺さる人物がターゲットになることを想定しています。

作成ビジュアル

上記趣旨をベースに、今回は3点の写真を使い、それぞれのターゲットにリーチするよう、キャッチコピーを考えました。

案❶アド・ベンチャー企業


冒険を意味するアドベンチャーの「アド」を「・」で区切ることで、「アドバンスド(先進的な)」と、「アドバタイズメント(公告)」の意味を内包。
単なるベンチャー企業ではなく、公告に対しての既成概念を打ち壊す、先進的な企業であるイメージを表現した。

❷道なき未知を行く


トゥモローゲートの目指す「採用を変えることで世界を変える」というビジョンはまさに道なき道。
さらに未知の領域への挑戦でもある。
多くを語らず、言葉数を減らすことでその決意を想いを端的に表した。
広野を駆け抜ける旅人を思わせるビジュアルと重ねメッセージ性を高めた。

❸さぁ、共に冒険へー


一見すると旅に誘うような公告表現。
その下の企業ロゴの上に「採用を変え、世界を変える」という一言を表記することで、「採用」という言葉に敏感で、新しいことへの挑戦を好むターゲットへのリーチを狙う。
既存の固定観念から脱却したいという想いが強い人にだけ刺さる公告。

写真は全て、世界を旅する新進気鋭のアートカメラマン「Miyata yusuke」氏の撮影作品。
宮田氏独特の感性と冒険心は、間違いなくTGのビジョンとマッチする。
(提案使用許可済み)

こうして提案完了です。

おかげさまでこの企画案も多くのいいねをいただくことができました。

いつか、彼の写真が都心のど真ん中で使われる日を信じて。
そして、その時はぜひ、ボクがコピーを書きたいをいう思いを込めて。

こうした企画はまたタイミングがあればぜひ参加したいものです。

 

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。