ミニマリズムに恋して

ミニマリストの部屋選びー狭い部屋に住むメリット・デメリットー【ミニマリスト、家を捨てる。その1】

ミニマリストになりたい、なろうとしている人、そのために引っ越しを考えている人は特に聞いてほしい。
できるだけ狭い家に住もうと思っているかもしれないけど、ちゃんと「自分の性格や行動、仕事や生活などの大事にしているものを分析しておかないと失敗するよ。」って話。

「ミニマリスト」というと、出来るだけモノを所有せず、なるべく狭い部屋に住む・・・みたいなイメージがあるかも知れない。
ボクも実際に自分がミニマリストになるまではそのイメージが強かった。

でも、それは単なる思い込み。
あくまで「自分の生き方」を基準にして住む部屋は選んだ方がいい。

モノがないことと、部屋が狭いことはイコールではないし、ましてや部屋の狭さだけでミニマリストを語れるものでもないから。

今回は、そんなミニマリストを目指して狭い部屋に引っ越そうかと悩んでいるあなたのために、部屋を狭くしたことで失敗したミニマリストからのアドバイス。

狭い家のメリット・デメリット

確かに狭い家に住むことがメリットになる場合も多い。

メリット

・掃除が楽
・駅近でも家賃が安い
・必然的に物が増えにくい

このあたりはわかりやすいメリットだと思う。

まず、何より掃除は楽だ。
そもそも荷物も少ないから、4畳半とか6畳くらいのフローリングならクイックルワイパーで30秒もあれば完了できる。
ルンバなんか必要ない。
むしろ場所を取るだけで無駄だ。

駅近に住んでも家賃が比較的安いのもメリットの一つだろう。
ボクの家は中央線沿線で駅歩2分くらいのオートロック、宅配ボックス付きマンションだったけど、6畳ワンルームで6万5千円。
利便性を考えてもかなりお得だったと思う。

また、狭いがゆえにあまりモノを置かないようにすることから、ミニマルな生活を維持しやすい部分もある。
これもメリットと言っていいと思う。

一方で、狭い家に住んでみたからこそわかるデメリットもある。

デメリット

・独房のような息苦しさを感じる
・ライフスタイルの変化に対応しにくい
・快適にしようとするほどに矛盾を生む

これはコロナ自粛だからこそ、といえばそれまでだけど、ボクは狭い家に引きこもって自粛生活をおくるのが苦痛で仕方なかった。
そもそも、家は寝るためだけの場所。と割り切っていたからこそ、狭くても良いと思っていた。
日中は打ち合わせを中心に動いていたし、その打ち合わせの合間にカフェで仕事をするのが基本。
オフィスに行けば大型のモニターPCもあったので、仕事についてのストレスは皆無。
家に帰っても寝るだけなので、ここでもストレスは皆無。
という生活だった。

でも、コロナ自粛で状況は一変した。

打ち合わせはオンラインがメインとなり、オフィスに行く頻度は激減。
外に出るにしてもランチかコンビニくらいのもので、電車にすら乗らない日々が続く。
そうなると、あまりにも狭い自分の家が、まるで独房のように感じてきた。
これは当然個人差があるところなので、狭い家に引きこもっても苦にならない人は気にしなくていいと思う。

一方で、ボクみたいに外にいることが好きで、家はあくまで寝る場所、と捉えているような人は注意が必要だと思う。

そして、狭い家はライフスタイルの変化に対応がしにくい。

ベッドしかない部屋だったけど、さすがに仕事効率が悪いのでiMacを購入した。
必然的に、デスクやチェアも必要になった。
もう、それだけで部屋の半分以上が埋まった。
ベッドとPCデスクとチェアで8割以上だ。
それはそれは息苦しい。
仕事はしやすくなったけど、今度は集中力やモチベーションがどんどん低下していくことになった。

狭い部屋で快適に過ごそうとモノを増やすと余計に快適さが奪われる。
当然といえば当然かも知れないけど、この矛盾に苦しめられた一年だったと思う。

結局、ボクはその部屋を解約した。
ホテル暮らしの方が良いと判断したからだ。

そのあたりは動画に記録して見たので、良かったらこちらも見てもらいたい。

ミニマリストの部屋選びのコツ

さて、ではミニマリストとしてどういう基準で部屋を選べば良いのだろうか?
当たり前だけど、個々人で最適な部屋サイズは異なる。

四畳半で十分なミニマリストもいれば、八畳は欲しいミニマリストもいると思う。
家族がいれば当然それだけ部屋数も必要になる。

そんな時に基準となるのは、、2つの指針のどちらかだと思った。

・仕事中心に考える

・生活中心に考える

似ているようで、この二つの概念は異なると思っている。

ボクの場合、解約した6畳の部屋は「仕事中心」に考えて借りた部屋だった。
言うなれば、外で仕事をする前提だからこその狭さだったのだ。
それがコロナで出来なくなって苦しい思いをしたというわけ。

今、もし新しい家を借りるとしても、やっぱり仕事中心で考えると思う。
ただし、その場合は「在宅ワーク」を中心にする。
最低でも八畳ワンルームか、もしくは1LDKくらいは欲しいと思う。

一方で、「生活中心」で考えられる人もいると思う。
狭い部屋でも苦にならない人はこのタイプだ。
モノがないことと、部屋が狭いことはイコールではない。
モノがないことだけで快適さを感じられ、部屋の広さを必要としないのであれば狭い部屋を借りるのは理にかなってる。
そういう生き方をしたいのだから、ストレスもないはずだ。

究極、ミニマリズムとは「どれだけ自分に不要なものを持たせないか」を突き詰める、ストレスフリーの思考法だと思ってる。
だから、無駄に広い部屋に住む必要はないけど、「無駄に広い」の感じ方はその人によって異なるってこと。

これからミニマリストを目指す人は、ぜひこのあたりの「自分にとっての最適の広さ」を丁寧に考えることをおすすめしたい。

ボクの経験から

ボクの場合、2年半前に八畳の部屋から現在の六畳の部屋にダウンサイジングした。

以前の部屋(八畳)

現在の部屋(六畳)

引っ越して一年くらいは特に問題を感じなかったのは先述の通り。
ただ、コロナ自粛で色々と変わった。

家を捨てる決意をしました

結局、このゴールデンウィークの間に今の家を出ることにした。
今の家を捨ててホテル暮らしを始めることにしたのだ。

持ち運べない服の類は全てオフィスにおき、鞄ひとつで東京ー京都ー福岡を行ったり来たりする生活。
まずはそんな新しいライフスタイルを試してみようと思う。

ミニマリズムは「よりよく生きる」ための思考法。
狭いへやに住んだり、家具家電を持たないのはあくまで手段であって、それが目的になると生きにくくなる。

自分にとって最適を探る必要があるよね。

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お勧め本|ミニマリストのバイブル

ミニマリストを志すなら、必読の一冊ですよー。

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。