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Office io が生まれた日。〜駆け抜けてきた2019年を振り返る〜

年の瀬が好きです。

これまで一年間積み上げてきたものを振り返り、足りなかったもの、届かなかったものを確かめ、悔しい思いをしながらも、新しい年の始まりにむけて、さらなる闘志をもやすことができるから。

そして、今年一年を振り返ったとき、ボクにとっては「Office io」という存在を語らずにいることはできません。

今回は、ボクがこの「Office io」に参画することになった経緯から、一年の活動を振り返ってみたいと思います。

もしよろしければ、最後までお付き合いください。

hanaさんとの出会い(1−3月)

Office ioのhanaさんと知り合ったのは、2018年から2019年にちょうど年が変わろうとする前後のことでした。
ディレクションLABOというコミュニティがきっかけです。

ボクは東京、hanaさんは京都だったので、最初はオンラインをベースにして知り合いました。
はじめて直にお会いしたのは2019年のディレラボ新年会。
ただ、仕事終わりのhanaさんが合流した時にはボクはすでにべろんべろんのヘベレケ状態。
(夕方から飲み続けていたので…)
正直、ほとんどどんな会話をしたのかすら記憶がなく、翌朝hanaさんだけでなく、いろんな人に謝罪DMを送りまくったのを覚えています。笑

さて、ディレラボの一メンバーとして知り合ったhanaさんですが、そのデザインセンスについてはボクはかなり注目をしていました。
スキルだけいうならまだまだ発展途上だったし、当然デザイナーとして上には上がいました。
ではなく、hanaさんの生み出すデザインの繊細さや感性みたいなところにとても注目していたのを覚えています。

それもあって、年明け早々にはボクのプロジェクトにデザイナーとして参加してもらうことにしました。
この時は一気に多くのクリエイティブを手がける必要があったため、複数名のデザイナーさんに参加してもったのですが、とある制作のなかで、hanaさんに手がけてもらったデザインのC案がかなり良かったのです。

初期設計の違いから、そのC案が採用される確率はかなり低かったのですが、一応提案に載せてみるとクライアントの反応も上々でした。
ただ、それに合わせて全部をひっくり返すことは現実的ではなく、その案は予想通りそのままお蔵入りとなりました。

このときから、ボクは「もっと見せ方や出し方を工夫すれば、hanaさんはもっともっと売れるだろうな」ということを痛切に感じていました。
そのため、直後に4月のクリエイターEXPOに出店するためのディレクションをしてほしいと依頼されたときは、二つ返事でOKしたのです。

ここから、ボクのOffice ioのトータルディレクションが始まります。

クリエイターEXPO出店(4月)

クリエイターEXPOに出店するため、hanaさんのパンフや出店ブースなどをトータルディレクションしたのがこのときです。
特に「コンセプト」の部分については徹底的にこだわりました。

そのときのクリエイティブ・ディレクションの詳細についてはこちらの記事を参照ください。

かくして、クリエイターEXPOに出店し、それなりの手応えを得ることが出来ました。

当時の様子はこちらからどうぞ。

このとき、大手企業さまからの声かけをいただき、いまに続く契約を結ばせていただけたのはとても嬉しいことでした。
それ以外にも、いくつかの企業さまからお声がけをいただいたことを含め、一定の成果を得たことで、EXPOでのディレクションも成功と呼べるものになったのではないかと思っています。

さらに、Office io の可能性が、ボクのなかだけのものではなく、確実に世間一般へも伝わるものだと確信することができたのです。

Office io COOに就任(5月)

クリエイターEXPOが終わってすぐくらいに、本格的にOffice ioへ参画することになります。
hanaさんの生み出すビジュアルと、ボクの紡ぎ出すコンセプトが相乗効果を産み、より良いクリエイティブを提供できると確信していたからです。
ここからCOOとして、ioのブランディングと、今後の事業展開をトータルでプロデュース、ディレクションすることになったのです。

そこで、トータルのデザインイメージを整え、アート作品を出すことでのSNS界隈認知を高めるなどの施策を次々と試していきました。

正直、ブランディングなんて一朝一夕に成せるものではありません。
ひとつひとつ、地味に積み上げていくしかないのです。
途中まで積み上げて、「あれ?もしかして違ったかな?」と気がついて、崩してまた積み上げて…その繰り返しです。

ここから、夏の終わりくらいまではその試行錯誤が続きました。

怒涛の東京ー大阪反復横跳び(6-8月)

ここからの3ヶ月はまさに「怒涛」と呼ぶにふさわしい期間でした。
何度東京と京都、大阪を往復したかわからないくらいです。笑

大手企業さまとの契約もスタートし、hanaさんも月に一度は東京に出てくるようになりました。
ボクはボクで、Office io の業務と合わせて、他に大阪で契約いただいている会社さんとの打ち合わせがあり、さらに所属するディレラボでは夏祭りを開催するなど獅子奮迅です。

夏祭りでは、ドラゴンボールビジネス論を週一で掲載したり、毎月のようにトークイベントを開催し、東京、大阪だけでなく、福岡まで遠征したりもしました。
とにかくとんでもない量のクリエイティブを動かしていたのがこの時期だったんですね。

さすがにきつかったけど、大きな経験値を得ることもでき、駆け抜けて良かったなと思える夏でした。

Office io リブランディング(10月)

Office io の方向性が固まり、ミッション、ビジョン、バリューの初期言語化が完了し、メインビジュアルを統一変更したのがちょうどこの時期です。
ボクがCOOとして参画してから5ヶ月かかりました。

それでも早い方だと思います。
本当はもっと時間がかかると思っていましたから。

ここから、ioの活動方針が明確になり、ようやくいろんな展開を軸を持って発信することができるようになりました。

あえてボクのアカウントまでOffice ioのビジュアルに揃えたのは、その方がブランディング価値が高まると判断したからです。

これまでの「フリーランスみたいな会社員」の肩書きを捨てて、クリエイティブ・ディレクター/Office io COO のみで活動をするようになったのです。

このとき合わせてOffice ioの事業整理も行いました。

もともとボクが得意とし、また伸ばしたいと考えていたブランディングについては「クリエイティブ・コンサル事業」としてOffice ioの一部門に掲げました。

また、hanaさんの生み出すクリエイティブアートを主軸においた「アートグラフィック事業」については、もっと主軸となるように今後の活動に力を入れていく準備をしました。
ゆくゆくはこのアートグラフィック事業を入り口に、クリエイティブコンサル事業が展開する。
あるいはその逆の流入を目指すところが来年の目標となります。

さらに、10月末に立ち上げた「Spica」をしっかりとした理念の上に組み上げ、「コミュニティ事業」として3つ目の柱にしました。
こちらも今後成長させていくことで、「今日まで忘れていた世界に気づかせる」というioのミッションと明確に結びつく主力事業となる予定です。

次の一手を考える(11月)

この一年を振り返ると、実は11月はちょっとした停滞期だったのかな、とも思えます。

hanaさんが体調を崩してすこし寝込んだのですが、原因を探るとオフラインでの営業活動をがんばりすぎたことが大きかったようです。

人と会うことだけでなく、求められるクリエイティブの価値観が合わないなど、小さなことが積み重なっての疲労がついに爆発したのだと思います。
何かを生み出すことはこれほどまでにエネルギーを使うことなんだと、あらためて感じた出来事です。

ディレクターとしては、やはりデザインが動かないと何も仕掛けることが出来ません。
かといって、無理をさせるわけにもいかない状況です。

Office ioはhanaさんが手を止めると何も進まなくなる。
当然といえば当然なのですが、これはとても恐ろしいことでした。

そのため、どうすれば無理なくクリエイティブの質を上げ、その価値を高められるかを再検討しました。

そこで、2020年からはオフラインでの活動を最小限に絞り、オンラインを中心に、Office ioのクリエイティブを求めてくださる企業さんや個人の方と繋がっていけるように方針転換したのです。

その施策が12月の活動展開へとつながっていきます。

いざ、次の頂へ!(12月)

11月の反省を活かしつつ、なんとか年内に次の仕掛けをすることができた、というのが12月の正直な感想です。

クリスマス企画として立ち上げた「言い値でクリエイティブキャンペーン」も、思った以上の問い合わせがありました。
最初は3社(者)限定としていたのですが、最終的にはhanaさんと相談して5社にまで当選枠を広げることにしました。

このキャンペーンを通じて、素晴らしい出会いや繋がりができたことは、Office ioにとってとても喜ばしいことでした。
新年に向けて引き続きプロジェクトを進めていくだけでなく、今後もまた良いお付き合いが出来る方々と繋がれたことを心から感謝しています。

今後もOffice ioではオンラインを中心に繋がりをつくっていこうとしています。
何か気になることがあればお気軽にお声かけいただけると幸いです。

2020年に向けて

さて、2020年はOffice io飛躍の2年目と位置付けています。
そのためにも、いろいろな企画、プロジェクトを通じて、より多くの影響とクリエイティブを世間に発信していきたいと思っています。

また、これまでは総称としてDesign Officeと表記していた部分も、今後はCreative Office と表記を改めることにしました。
Designという枠に止まらない、あらゆるクリエイティブの企画、提案、制作をしていくためです。

これからは「Creative Office io」として、どうぞよろしくお願いします。

2020年のやることリストとしてはこちら

クリエイティブ・レポート
クリエイティブ・コンサルランチ
ディレクション概論の書籍化
企業ブランディング事業の拡大
Spicaのメディア化

クリエイティブ・レポートは、すでに先行してwe.の記事でスタートしているのですが、より多くのクリエイターさんと繋がり、またその知見を学ぶことでOffice ioとしても当然ですが、おなじクリエイティブ業界全体の底上げ、価値向上に貢献していきたいと思っています。

クリエイティブ・コンサルランチは逆にクリエイターさんではなく、企業経営者の方とつながり、その企業の課題をクリエイティブで解決できないかをさぐっていきたい、という企画です。
これから先、今まで通りの事業成長のやり方では通用しなくなる場面がきっと出てきます。
そんなとき、新しい考え方を取り入れ、試してみたいと思ってくださる企業さまにとって、Art思考とDesign思考を掛け合わせてご提案出来るOffice ioは強い味方になると思っているからです。

ディレクション概論の書籍化については、まだまだこれからですが、やはり広くクリエイティブ、あるいはディレクションの価値を広めていくために必要なことだと考えています。
そのためにも、どんどんwe.に記事を書くことで、ボク自身の考え方やメソッドを広く世の中に発信していくつもりです。

Spicaのメディア化は、いまは単なる匿名であつまるだけのコミュニティであるSpicaに、もっと大きな価値を持たせようとするものです。
もちろん、中にいらっしゃるかたはいまのままで良いのですが、HSP認知については今以上に広げていくことが重要だと考えているからです。
これはクリエイティブの価値を広めるのと同じような流れになるかも知れません。
大事なのは、活動を一つの界隈だけに絞って視野や活動領域を狭めないこと。
そのための取り組みとして、もう一段上を目指していきます。

といったところで、今年一年の振り返りと、来年の展望でした。

ぜひ、今後のOffice ioの躍進にご注目ください。
そして、ぜひ何かしらのクリエイティブ・プロジェクトをご一緒できる日を楽しみにしています。

では、また新年にお会いしましょう。

みなさま、良いお年を!

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。