実は、40代になってから、
「やめてよかったこと」がいくつかある。

それだけで、
暮らしと仕事が少しだけ軽くなった。

努力を増やしたわけでも、
自己管理を強化したわけでもない。
ただ、余計なものを少しずつ手放しただけだ。

最近は「40代 やめてよかったこと」や、
「40代 ミニマリスト 習慣」と検索する人が増えている。

40代になると、みんな、モノではなく、
重荷を手放したいのだと思う。

この記事では、
40代ミニマリストとして生活を整える中で見えてきた
「やめたことで残った余白」について整理していく。

この記事でわかること

・40代ミニマリストが「やることリスト」をやめた理由
・暮らしと仕事が静かに整った考え方
・無理なく続いた「やめる」という選択の実例
・ミニマリズムを生活に落とし込むヒント
・今日から試せる小さな一歩

なぜ「やることリスト」をやめたのか

年の初めや、年度変わりの時期になると、
「今年やりたいこと」を並べる記事が流れてくる。

だけど、それを見るたび、
どこかで疲れている自分がいた。

やりたいことがないわけじゃない。
ただ、書き出した瞬間から
“一年分の義務”が始まるような感覚があった。

モノを減らしたときと同じで、
暮らしでもやることは「増やす」より
「減らす」ほうが楽になる。

だったら、
「やること」を数えるより、
「やらないこと」を決めたほうがいい。

そんな発想から、
当時のメモと実践は始まっている。

やめたこと① お酒との距離を詰めすぎない

以前は、
飲まない日を数えるほうが難しかった。
だから、どうにかお酒を減らしたい、
やめたいと考えてはいた。

効率や健康を理由にしていたけれど、
本音はもっと単純で、翌朝が重かったからだ。

特に40代も半ばを過ぎたあたりから、
お酒を飲んだ翌日は明らかに
パフォーマンスが落ちているのを実感していた。

いきなり全部やめるつもりはなかった。
ただ、少し距離を取ってみようとしたのだ。

結果として、飲まない日は自然と増えた。
目標にしたわけでもなく、
気づいたらそうなっていた。

やめたこと② 気が乗らない仕事を即答しない

気が進まない仕事を引き受けると、
どこかで必ず歪みが出る。

30代の頃までは、
その違和感を無視して走ることも多かった。

でも、
「全部を自分でやらなくていい」
と認めるようになってから、
仕事の輪郭が変わった。

任せる。
断る。
待つ。

どれも派手ではないけれど、
無理を続けるよりずっと静かな選択だった。

参考記事▶︎ やりたいことが見つからない40代へ|“やりたくないこと”を削るミニマル思考

やめたこと③ 朝一番にスマホを開く癖

朝の電車で、
無意識にスマホを開いていた。

情報を集めているつもりで、
一日の始まりを他人の情報投下に預けていた気がする。

そして、代わりに、
手帳を開くようにした。

ペンを手に取り、
書き出す前にまずは窓の外をぼんやり眺める。

劇的な変化はない。
ただ、一日の入り口が自分のものになった。

何より、
朝から頭が疲れる感覚は明らかに減った。

参考記事▶︎ 40代ミニマリストが“10年使ったApple Watch”を手放した3つの理由

やめたこと④ 「なんとなく食べる」

食事についても、
実はいろいろ試した時期があった。

  • 朝は食べない
  • 昼は軽く
  • 夜は炭水化物を控える

正解があったわけじゃないし、
そして、正直どれもあまり上手くいっていない。

ただ
「なんとなく食べる」をやめて、
お腹が空いた時に少量食べることを意識し始めた。

今も完全に定まってはいないけど、
結果的には、
身体の声に耳を傾ける時間は増えたと思う。

やめた結果、残ったもの

振り返ると、
当時やめようとしていたことの多くは
今では「意識しなくなったこと」になっている。

頑張って続けた、というより
必要がなくなったに近い。

人生を変えようとしていたわけじゃない。
ただ、少し余白が欲しかった。

全部を決めなくていい。
全部を把握しなくていい。

そう思えるようになってから、
暮らしも仕事も静かに整っていった。

参考記事▶︎ 40代の持ち物が整わない理由|ミニマル思考で揃える3つの方向性

ミニマリズムは「減らす」ことではなかった

ミニマリズムは、
モノを減らすことそのものではない。

本質は、
思考と行動のノイズを減らすこと。

「持たない」より「整える」を選ぶ。

参考記事▶︎ 新時代ミニマリストとは?|「持たない」より“整える”を選ぶ生き方

40代ミニマリズムが難しく感じる理由

40代になると
仕事・家庭・人間関係が複雑になる。

モノを減らしただけでは人生は変わらない。

参考記事▶︎ モノを減らすだけでは人生は変わらない|40代ミニマリズムの本質

FAQ

Q. いろんなことをやめることで不安はなかった?
A. あった。でも、不安は慣れで薄れていった。

Q. 仕事を断って収入は減らなかった?
A. 一時的には減ったが、結果的にやりがいのある仕事が残った。

Q. ストイックすぎない?
A. 目標を立てていない分、むしろ緩い。

Q. ミニマリスト初心者でも真似できる?
A. モノではなく行動からなら始めやすいと思う。

Q. 何からやめるのがいい?
A. 一番疲れている習慣から、ひとつだけ。

「やること」を増やすより、実は
「やめること」を選ぶほうが、40代の暮らしは軽くなる。

今日できる、小さな一歩

今日は
「やらなくていいこと」を一つだけ決めてみてほしい。

完璧にやめなくていい。
距離を取るだけでいい。

それだけで、
暮らしの余白は少し広がる。

合わせて読みたい

モノを減らすだけでは人生は変わらない|40代ミニマリズムの本質

SNSに疲れた40代へ|手放して分かった「管理しない暮らし」

ABOUT ME
yohaku
余白のある生き方を探しながら、 40代の暮らし・働き方・持ち物を“整える”ための思考を書いています。 ミニマル思考、Quiet Luxury、道具から学ぶ哲学。 心と生活が軽くなる視点を、日々の実践から発信中。 元ドキュメンタリー番組ディレクターを経て、 現在はブランド設計・クリエイティブの仕事に携わっています。 「ものを減らす」の先にある、 “どう生きるか”を一緒に考えるための場所です。