10年使った相棒が壊れた。
次の一本を探すために、書店や文具屋をまわり、レビューを読み漁り、いろんなペンを試したけれど──
結局、また LAMY2000 を選んだ。
LAMY ラミー 4色 ボールペン 油性 2000 L401 正規輸入品 ブラック
理由はシンプルだ。
“これ以上の4色ボールペンが存在しない” と、10年使って確信していたから。
この記事では、40代ミニマリストの僕が
ふたたびLAMY2000を選んだ3つの理由 をまとめてみる。
1|一切の無駄がない「ミニマルデザイン」
1990年代の工業デザインの美意識をそのまま残したような、研ぎ澄まされた一本。
- 細くて無駄がない
- 4色ペンに見えない上品さ
- 金属クリップの質感
- Made in Germany の精度
見た目だけではなく、
手の中での“収まりの良さ”が異常に優秀だ。
4色ボールペンは太くなりがちだが、
LAMY2000は単色ペンと遜色ない細さを保っている。
ビジネスだけでなく、プライベートでも「違和感が出ない」。
実はこれは、道具の兼用を考える上でも相性が良い。
単なる文具ではなく、
持ち主の“姿勢”を静かに語るプロダクトだ。
2|視線を奪わない「振り子ノック式」の美しさ
実は、LAMY2000の一番の特徴は、振り子式ノック機構にあると思っている。
出したい色を上に向けて押すだけで、
スッとその芯だけが出てくる。
- 余計な突起がない
- 手元を見なくても切り替えられる
- 所作が美しい
ビジネスの現場では、ペンの“所作”が意外と見られている。
このギミックは、派手ではないがスマートだ。
個人的には、「所作のミニマリズム」という点で、
ミニマリストに最適な4色ペンだと思っている。
3|替芯を「三菱ジェットストリーム」にできる最強カスタム
正直、この条件だけでLAMY2000一択になると言える。
残念な点としては、LAMY純正の芯は悪くはないが、少し太め。
しかし、
三菱ジェットストリーム(0.5mm) に交換すると化ける。
- 速書きが快適
- 文字が潰れない
- インクの裏抜けが少ない
- 乾きが早い
つまり、
デザイン:LAMY2000
書き心地:ジェットストリーム(SXR-200-05)
という、最強の組み合わせが完成する。
結局のところ、10年使っている理由の半分はこの相性の良さだ。
長く使えるものは、語れる理由がある
僕がモノを選ぶ基準は3つ。
- 長く使えること
- 熱く語れること
- 自分らしさがあること
そして、LAMY2000は、この3つすべてを満たしている。
10年使い、壊れて、
それでも “またこれに戻ってきた” という事実がすべてだ。
40代になり、
「すぐ買い替える安い文具」より
「長く使える良い道具」に価値を感じるようになった。
LAMY2000は、
そんな40代のミニマリズムにぴったりの一本だと思う。
僕が10年使っている4色ボールペンはこちら
→ LAMY 2000(Amazon)
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