40代のボールペン選びに迷ったら|10年使ってわかった“これ一本でいい”理由

40代になると、
ボールペンなら何でもいい、とは思えなくなってくる。
さすがに100均のものや、
どこかでもらったノベルティだと、
取引先や上司、部下の目が少し気になる。
かといって、
Mont Blancまで行くと、
今度は気合いが入りすぎている気もする。
じゃあ、その間にある
「ちょうどいい一本」って、何だろう。
ボールペンと一口にいっても、
メーカーも種類は多いし、比較すればするほど決められない。
さらに性能差や価格差まで考え出したら、
正直、キリがない。
ちなみに、
気づけば僕は、もう10年ほど同じボールペンを使っている。
意識して使い続けてきたわけではない。
ただ、いつの間にか机の上にあり続けただけだ。
それが LAMY 2000 だった。

「ボールペン探しに疲れた」
「もう比較したくない」
そんな検索をしている人にとって、
この話はひとつの整理材料になるかもしれない。
気づいたら10年使っていた理由
最初に惹かれたのは、デザインだった。
細身で、主張が少ない。
それでいて、赤・青・黒・緑の4色が使える多機能ペン。
振り子ノック式で、装飾はほとんどない。
あとから知ったことだが、
LAMY 2000は1966年に発表され、
「2000年になっても色褪せないデザイン」をコンセプトに作られたらしい。
長く使われ続けている理由は、
手に取ると、なんとなくわかる。
当時の自分は、細かい判断に疲れていた
10年前を振り返ると、
小さな判断に思った以上にエネルギーを使っていた。
- どのペンを使うか
- 何色で書くか
- どこに置いたか
どれも些細なことだ。
でも、毎日の積み重ねになると、地味に消耗する。
「もう、これ一本でいいかもしれない」
独立のタイミングで選んだのが、
このLAMY 2000だった。
選んだ理由は、足し算ではなく引き算
多機能ペンは、他にもたくさんある。
- もっと軽いもの
- もっと安いもの
- もっと書き味がいいもの
でも、LAMY 2000は少し違った。
シンプルで地味だから、
使っていてめちゃくちゃ気分が高揚するわけでもない。
目立たないから、誰かに褒められることも、ほとんどない。
ただ、「使うかどうか」で迷わせない。
- 人前で出すか考えなくていい
- 色を選ぶこと自体が負担にならない
- 置き場所を意識しなくていい
このペンは、
書く前の判断を、静かに減らしてくれた。
この感覚は、
「モノを減らすだけでは整わない」と感じている人にも近いと思う。
参考記事👉
モノを減らすだけでは人生は変わらない|40代ミニマリズムの本質
使い続けて気づいた「迷いが消える感覚」
握り心地は、正直かなりいい。
ただ、書き心地は最初から完璧だったわけではない。
正直に言えば、「そこそこ」。
そこで、三菱のジェットストリームの替え芯を使っている。
これでようやく、「一生これでいいかも」と思える一本になった。
大事なのは、
最高の書き心地を探し続けなくなったことだった。
- 文房具売り場で立ち止まらない
- 替えを調べなくていい
- 比較しなくていい
10年で、ペン選びに使う思考は、確実に減ったと思う。
この「考えなくていい道具」という感覚は、
文具全般にも共通している。
参考記事👉
40代ミニマリストは、なぜ文具に投資するのか|仕事と思考を静かに整える
ボールペン迷子になっている人へ
少し前に、三菱鉛筆がLAMYを買収したというニュースがあった。
個人的には、かなり嬉しいニュースだった。
替え芯との相性も、以前より安心して使えるようになったのだ。
LAMY 2000は、ボールペンと思えば決して安い買い物ではない。
ただ、10年使えると考えると、
派手な出費というより、静かな投資に近い。
- ペン選びに疲れた
- これ以上、比較したくない
- 「これ一本でいい」を決めたい
そんな状態なら、
一度この選択肢を眺めてみてもいいかもしれない。
このモノは、生活をどう変えたか
LAMY 2000は、
生活を劇的に変えたわけではない。
- 書く速度が上がったわけでもない
- 字が上手くなったわけでもない
ただ、
「どれを使うか」を考えなくてよくなった。
それだけで、十分だった。
持ち物を減らすというより、
「迷いを減らす」感覚に近い。
もし今、
仕事や暮らしの判断が少し重く感じているなら、
道具から整えてみる、という考え方もある。
参考記事👉
40代の持ち物が整わない理由|ミニマル思考で揃える3つの方向性
あなたにとっての
「これ一本でいい」は、どんなモノだろうか。
※ 本文で触れているLAMY 2000(4色ボールペン)は、
価格や仕様が変わることがあります。
最新情報は公式・販売ページで確認してください。
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