―「投稿を増やす」前に考えるべき、ブランド戦略の基本―
SNS運用というと、「とりあえずアカウントを作って投稿を始めてみよう」という企業が少なくありません。
しかし、目的や設計がないまま運用を始めてしまうと、ほとんどのケースで成果は出ず、数ヶ月で更新が止まってしまいます。
SNSは、もはや単なる“投稿ツール”ではなく、企業ブランドの世界観を可視化するメディアです。
だからこそ、運用の前に「設計」が必要になります。
今回は、Dot.が提唱するSNSマーケティングの3つの基本軸をご紹介します。
① ターゲットとゴールを明確にする
最初に整理すべきは、「誰に」「何を」届けたいのか。
この2つが曖昧なままSNSを始めてしまうと、メッセージが分散し、どんな投稿をしても響きません。
たとえば、
- 誰に届けたいのか(Who)
- 何を伝えたいのか(What)
- どうなれば成功といえるのか(Goal)
この3点を具体的に設定するだけでも、運用の方向性は大きく変わります。
「投稿すること」ではなく、「目的に近づくこと」がゴールです。
Dot.では、この“ターゲットとゴール設計”を戦略フェーズとして位置づけ、
クライアントごとに「成果の定義」から一緒に整理します。

② コンセプトを設計する
ターゲットとゴールが定まったら、次に考えるべきは**発信の軸(コンセプト)**です。
コンセプトとは、ブランドの人格を形づくるもの。
「どんな価値観で発信するか」「どんなトーンで届けるか」を決めることで、
情報発信に一貫性と信頼性が生まれます。
コンセプトがないSNSは、どんなに投稿を重ねても印象に残りません。
逆に、明確なコンセプトがあれば、ユーザーは自然とその世界観を理解し、
“ブランドのファン”として関心を持ち続けてくれます。
③ スタイルを整える
最後に、どのように届けるか(How to say)を設計します。
同じ情報でも、見せ方・言い方次第で伝わり方は大きく変わります。
たとえば、
- エンタメ型で魅せるのか
- 現場感のあるリアル路線で伝えるのか
- 写真・デザイン・フォント・カラーのトーンをどう統一するか
SNSは「企業の第一印象」を決める場所です。
投稿のビジュアルや言葉のトーンまで一貫させることで、
“ブランドとしての見え方”が整い、成果に直結します。
Dot.では、戦略チームとクリエイティブチームが連携し、
戦略と表現の両面からSNSの「伝わり方」を最適化しています。

SNSマーケティングは「ブランド戦略の入口」
SNSは広告でも広報でもなく、ブランドの第一接点です。
だからこそ、「投稿を増やす」よりも先に、
ブランドとして“どう見られたいか”を設計することが欠かせません。
Dot.では、SNSを「戦略的ブランディングメディア」として位置づけ、
企業ごとのフェーズに合わせたSNS設計を行っています。
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