LEICAに恋して

スマホで写真撮影する時のコツ Vol.3|商品を売るための撮り方

すっかり秋っぽい気候になりましたね〜。

そして今年も残り100日を切ったようで・・恐ろしいです。。

季節も変わりましたし、来年は使わないであろう物はメルカリなどで売って身軽になりましょう!

ということで、今回は商品撮影についてお伝えしていきます。

撮る時に気をつけてほしいポイントや、少しの工夫でどれだけ見栄えが変わるのかを説明していきますね。

まずはこの2枚を見てください。

beforeの写真はカバンが潰れた感じに写っていて、背景もきれいではありません。

商品自体の色も正確に出ていないので、手元に届いた時に驚かれる可能性があります。

こういった自立しない素材のカバンは、そのままでは撮りにくく、シワも目立つので、まずカバンの中に緩衝材やいらない紙、新聞紙を詰めましょう!

そうすることでカバンの凹みやシワが取れるのと、自立するようになります。

あまりパンパンに入れると不自然なので、量には気をつけてください。

あとは余計なシワを整え、カバンの形がきれいに見えるような向きに置いてシャッターを押せばOKです。

 

マチがある場合は斜めからのカットも撮っておきましょう。

そして中身がどうなっているのか、裏地があるのかなども重要なので、そこも伝わるように撮ると親切です。

ただ、この写真のように黒っぽいものは実際より明るく写ってしまい、色味も変わります。

afterが実際の色味です(明るさを下げ、赤味を調整)。

調整の仕方はYouTubeの「Snapseed」の動画で説明していているので、良かったら見てみてください。

1枚の写真で全てを伝えようとすると、中途半端な写真になるので、パーツごとに何枚か撮りましょう。

置く以外の見せ方

スカートやテロっとした素材のものは吊るした方がきれいです

これは壁に画鋲を刺してハンガーをかけています。

そうすることで余計なシワも取れましたし、色味もafterの方が正確に出ています。

光の当たり方によって色味は大きく変わるので、家の中できれいに写る場所を探してみてください。

物によってはアイロンをかけて綺麗にしてから撮った方が良い物もあります。

面倒ですが、その一手間を大切にしてほしいです。

素材感がより伝わるよう、アップのカットもあると親切です。

本もひと工夫で目立たせる

本は表紙やタイトルが見えやすいように撮るだけで大丈夫ですが、明るさと背景に気を配った方が良い意味で目立ちます。

本の表紙と背景の色が近いと見にくいので、afterのように背景の色を変えるのも手です。

メルカリには膨大な写真が載っているので、埋もれてしまわないようにするのが大切!

そのため背景紙はいくつか持っておくと便利だと思います。

背景紙のおすすめも、前回の「自宅撮影をランクアップさせる撮影小物」という記事で紹介しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。

商品撮影ポイントまとめ

・カバンは中に物を詰めると立体感が伝わる & シワが取れるのでオススメ

・商品写真は明るさや色を正確に写すのが大事。明るさやホワイトバランスを触ってみましょう

・物の形がきれいに見えるよう、手で持ったり、吊るした方が良い場合もある

・1枚で全てを伝えるのは無理なので、何枚か撮り分ましょう

いろいろな写真がある方が買う人の不安が少なくなりますし、自分が買う側に立った時のことを想像しながら撮ってみて下さい。

撮影風景を動画で見たい方はこちらをどうぞ!

ABOUT ME
UNO photo works|宇野真由子
関西在住のフリーランスフォトグラファー。企業系の撮影や、撮影講座を中心に活動中。 フットワークが軽く、出張撮影で全国へ出向いている。得意ジャンルは人物撮影。 現在YouTubeでスマホでの撮影のコツを配信中。