LeicaM11で渋谷サイレントスナップ

ボクにとって渋谷はなぜか「青」の印象が強い。
上京したばかりで初めて訪れた渋谷で、雲ひとつない青空とアイコニックな109のビルの組み合わせに心を奪われた。

いかにも大学生らしい飲み会や、始発前の黎明の街並み、駅に向かう酔っぱらいな自分とすれ違う早朝出勤のサラリーマンたち。
いろんな情景が思い浮かぶけど、やっぱり「初めてみた渋谷」という印象を上書きすることはできないのだと思う。

いま思い返せば大した意味なんてない、ただ青春を浪費した街。
でも、その時、その季節、その瞬間には間違いなく意味があったのだ。