COLUMN

天才ではないボクらは、どうしたら少しでも一流に近づけるのか?激動の三カ月から学んだ三つのコツ。

この夏は文字通り、自分の中での最高出力で駆け抜けてきました。
「ディレラボ夏祭り」と題して、1ヶ月のクリエイティブアウトプット期間を設定。
祭りの期間中だけでなく、事前からロゴコンペを仕掛けたり、運営に協力いただけるクリエイターさんたちとの打ち合わせを重ねてきました。

6月あたりから全体設計、グッズ制作、Webサイトの公開など、やることは盛りだくさん。
さらに期間中は福岡、東京、大阪と三都市にまたがるトークイベントを開催。
ドラゴンボールビジネス論を週一で公開するなど、とにかく出来ることは全てぶっ込んできたので、文字通り激動の3か月となったわけです。

当然ですが、これらはひとりで行ったわけではありません。
全てのクリエイティブに関して担当チーフについてもらい、基本その方の裁量で全て動かしていただきました。

それでも全てに何かしら関わるトータルディレクターとして抱えた「やること」は膨大なものになっていました。

いやー、びっくり。

完全に想定外です。

しかも、本業とOffice io の業務、さらにはオンラインコミュニティなどを含む個人クリエイティブも進行させながら、祭り全体を動かしていたわけで、自分自身、本当によくやったなと、半分呆れています。笑

そして当然ですが、疲れました。笑

そのなかでの最大の反省点は「緩やかな生産性の低下」でした。

今回はこの体験をベースに「生産性を保ったまま、アウトプットを長く続けるためのコツ」を考えてみたいと思います。

コツ①疲れを溜めないようにする

何かを長く続けるためには、疲れを溜めないようにするのが大事だとわかりました。
これ、当たり前のようですが、意外と出来てないコトが多いです。

知らないうちに疲れを溜め込んでる可能性があるので注意です。

その疲れは二種類に分類されます。

一つは単純に体力的なもの。
例えば、福岡、大阪、東京の移動からくる疲れですね。
これはかなり大変ですが、動けなくなるほどではありません。

仕事との兼ね合いや、移動そのもののストレスはあるものの、寝たら回復する範囲だと感じました。
生産性も圧倒的に落ちる要因とは感じませんでした。
(体力的に弱く、疲れやすい人はその限りではないと思います。あくまでボクの場合ですね。)

一方で、二つ目の精神的な疲れの方が深刻でした。

とにかく多過ぎる情報に触れ、しかもそれを全て咀嚼して投げ返さなければならないという状況は想像以上のストレスでした。
単純なチャットの往復ですら、ウンザリするようになるのです。

これは生産性がガタ落ちしました。
高密度な情報は、受け止めるだけでかなりのエネルギーを消耗します。

普段は一晩寝たら回復するところが、この3ヶ月は毎日立て続けに高密度情報のキャッチボールを行う必要があり、しかも自分が止めると他が全て止まるという状況も相まって、かなり無理をしていたと思います。

そして、その無理に自分は気がついていない。

これが怖いのです。

いつも通り確認、連絡、返信をしているだけのつもりが、いつしか積み重なり、窒息しそうなまでに自分を圧迫してました。

やり取り一つを舐めちゃいけないな、という教訓です。
これが積み重なることで、いろんな弊害が発生します。

・注意不足からくる確認漏れ
・思考の飽和からくる伝達不足
・無意識レベルでのヤル気の減退

じわじわ来るので余計に怖いですね。
気がついたときは冷や汗ものでした。

これは単純にやり取りの回数と言うよりは、対応する案件の幅の広さが原因だったように思います。

例えば一万回の返信をするにしても、3案件で一万回返信するのと、30案件で一万回返信するのとでは、後者の方がキツいということです。
単純に切り替えるチャンネル数が多いからだと思います。

最終的にはアプリに通知を示す赤いバッチがつくだけでストレスを感じるようになってしまいました。
(ボクは音は全て切ってます)

今後は情報のイン・アウトについてもある程度コントロールしていかなくちゃと思ってます。

コツ②最高出力を知り、コントロールする

この夏は「最高出力で駆け抜けた」と冒頭に書きましたが、実は最高出力は危険です。
少なくとも数ヶ月にまたがって出し続けるものではないですね。
理想は「高出力」を延々と続けることです。
一流と言われる人たちはこれが上手いんだなと痛感しました。

普段から高出力で通常運転しておいて、いざと言うときに最高出力を出せる余力を残しておく。

ドラゴンボールの孫悟空が通常からスーパーサイヤ人状態でいようとした理論ですね。(これはそのうちドラゴンボールビジネス論でも詳しく書きますね。笑)

さらに言えば、一流と呼ばれる方たちは、この「高出力」の状態でもその平均値が圧倒的に高い。
そんな人たちにとっては、ボクの最高出力レベルはたぶん日常の稼働量くらいなんだと思います。

圧倒的な底力の差。
これはもうどうしようもないなと思う一方で、だからと言ってそれは「ボクがやらない理由」にはなりません。
凡人は凡人なりに、自分の中の「高出力」を継続していくしかないなと痛感しました。

そのために必要なことは?

・良質な案件を自分に余裕がある数だけ抱える
・自分の抱えられる案件の限界量を知っておく
・案件の中のやらないことを決めるのではなく、やらない案件を決める

ですね。

ちなみに、ボクの案件キャパはだいたい20件のようです。
これは大小問わず、また常に動いてない案件も含めてます。

それが、今回は最大で30件を超えて案件を動かしてました。
これは完全にキャパオーバーです。

いま、それを少しずつ絞ってて、9月から10月にかけて10-15案件くらいまで落とすつもりです。
これなら仮に最高出力が必要になっても、まだ対応できるだけの余力があるからです。

コツ③得意なパートだけに特化する

今回の夏祭りでボクが担当したのは「トータルディレクション」でした。
言葉のまま、全体をディレクションしていました。

一口にディレクションと言っても、いろんなスキルをベースとした複合的なパートから成り立っています。
企画、設計、運用、告知、制作

今回の夏祭りでは、かなりのパートをいろんな方に手伝っていただき、上手く運営することが出来たと思っています。
一方で、もっともっと業務を細分化してお願いしておけば良かったな、と思う部分があることも確かです。

例えばトークイベント一つとってもそうでした。
ボクは内容の企画やトークそのものは好きだし得意です。
一方で告知や集客、会場管理などは出来るけど好きじゃない。

得意、不得意だけで仕分けたら得意の方に入りますが、決して情熱を持って取り組めるパートではないんです。
それなら、テーマを考えたり、話す内容についてもっと試行錯誤したり、話す時のアドリブなんかに情熱を注ぎたかった。

告知や運営は、もっと得意な方に任せるべきだったなぁ、と言うのが素直な感想です。
こうした細かい部分がたくさん積み重なって、やることは倍々ゲームで増えていきました。

ボクが「高出力」で走り続けるためには、もっともっと「ブレーン」さんの存在が必要だったということですね。
これもやってみてはじめて気がつく部分でした。

出来ること、得意なことでも、ストレスは溜まるわけです。
でも、好きなことならストレスにはならない。
少なくともボクはいくらでも追求できる。

これ、抱えてる案件が少なければそこまで気にならなかったと思います。
得意なことは無意識にこなせるし、都度ストレスを感じることもない。

でも、いっぱいいっぱいの状況では別でした。

普段何気なくこなしていたことが全てストレスになって降りかかってくるのです。
そして、好きなことに時間とエネルギーを避けてないジレンマに襲われる
これも自分のなかでは新しい学びでした。

一流と呼ばれる人はこれをすごく敏感に察知して手を離してる。
そうしないと長くやっていけないということを知っているからだと思います。

これは体験から学んだのか、本能がそうさせてるのかはわかりません。
でも、少なくともそうしないと立ち行かない。
だからそうする。
すごくシンプルな理由だと思います。

次のステップについて

さて、これらの反省点を総合して、いま9月以降の次のステップをどうするか、すごく考えています。

「このままではダメ」という意識は、多忙ななかでもはっきりと脳内に漂っていました。

新しいシステムが必要だと痛感してます。
それらを踏まえて、いま色々と打とうとしてる手はこんな感じですね。

・ビジネスを主副個の3本立てに集約
(ただし、個人クリエイティブは規模縮小)
・アシスタントシステムの構築
・ターゲットの再設定
・関西圏でのオフィス環境の整備
・余暇余白の確保

年内にここまでやれたら最高なのですが、まぁ、ムリなく少しずつやっていきます。

と、言うわけで、今回の激動の3か月は、生産性を落とさず、高出力を保ち続けるためには自分がどうすれば良いかを考える絶妙のタイミングとなりました。

まだまだ脳内戦略レベルではありますが、ゆっくり実現させていきたいと思ってます。
答え合わせはまた半年後いや年末年始くらいかな?

ぜひぜひお楽しみにっ!

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。