ディレクション入門

ミニマリストの服の減らし方〜自分の最低限必要な服の数を見つけるための公式〜

今回は「ミニマリストになりたい」とか「断捨離をして服を減らしたい」って考えている方向けの内容です。
多分、服を減らすのがなぜ難しいのかってところで、「減らす基準」がとても曖昧だからじゃないかと思うんです。

つまり、どこまで減らせばいいのかとか、減らしすぎで足りなくなったらどうしようとか、そのあたりが読めないからですよね。

例えば「ときめくものだけ残す」みたいな話もありますけど、
全部が全部「トキメクものだけ」だと、今度は実用的じゃなかったり、シーンによっては使えないコーデだけになってしまったり・・・

今回は、そんな服の悩みを「公式」に当てはめることで解消できたらな、と思ってます。

詳しい解説は動画でも行っているので、良かったらこちらも参考にされてください。

服を減らすためのシステム

服を減らすための公式、システムってのがボクのなかでは出来上がってて、この公式に当てはめたら必要最低限のもの以外は、大体の服は処分できるようになるはずです。

ポイントとしては、服は自分が必要としている最低限ミニマムの数にすることができるって部分です。

もちろん、最低限じゃなきゃダメってことはなくて、まずは最低これだけあれば大丈夫というところを確保した上で、あとは自分のライフスタイルに合わせて、何かを足していくとか、あるいはもっと減らしていくみたいなカスタマイズをしてもらえたら良いのかなと思います。

まず、その公式となる基準値をどうつくるか、というところですが、このあたりがやはりミニマリズムとクリエイティブな思考が似ている部分なのかなと思ったりもしています。

自分の最低限必要な服の数を見つけるための公式

シチュエーション✕種類✕洗濯回数

まずはこの考え方を順番に解説します。

シチュエーションは、シンプルに「どこに着ていくか」です。

コンビニに行くようなリラックスした格好と、誰かとデートに行く、ご飯に行くみたいな時に同じ服を着ていくことはほぼないですよね?

多分ミニマリストの中でもそこまで徹底して一着だけって方は本当ごく一部だと思います。

必要な服まで削る必要はないので、まずはどこに来ていくかっていうのを意識することはすごい大事ですね。

二つ目は種類です。

デートというシチュエーションのなかで、必要な服の種類、つまりアイテムは人それぞれ異なります。

靴はスニーカー?それとも革靴?
ズボンかスカートか?
シャツやシャツ、アウターも必要になります。

筋肉自慢だから上着いらない。みたいな極端な例を除いて、ある程度の服のアイテム数、バリエーションは必要になると思います。

そして3つ目ですが、無理なく実用的に使えるかはポイントだと思うんですね。
お気に入りが1枚しかなくて、今日着たら明日は使えない・・・みたいな状況は困ります。
これを解消してくれるのが洗濯回数です。

つまり、1週間という区切りの中で、何回その服を着る必要がありそうかを考えておきます。

ということでこの「シチュエーション」✕「種類」✕「洗濯回数」というこの3つを掛け算することで、自分が最低限必要な服っていうのを算出していきましょうというのが今回の考え方です。

表にあてはめて考える

あとは、こちらの表に自分の必要とする服を書き込んでいけば完成です。
簡単ですね。

洗濯回数があるので、できれば1枠1アイテムが良いとは思います。
それを最低枚数にして、あとで足す方がモノは減るからです。

ボクの場合は以下のシチュエーションで分類してます。

1つ目がリラックスウェア(寝間着も含む)
やっぱりスーツ着たまま寝るって事はありえないですから、シャワー浴びた後にちょっとリラックスしたウエアに着替えたいとはがんが得ます。

2つ目がカジュアルウェア
これは最寄り駅とか、近い距離で親しい友人と会うような状況ですね。
ジーンズにブルゾン羽織って、みたいなぐらいの感じです。

3つ目はスタイリッシュウェア
仕事以外の状況で、初対面の方や年上の方とお会いするときなどがこのパターンです。
軽くジャケット羽織ったり、襟付きシャツにしたりという感じでしょうか。

4つ目がビジネスや式典に使うフォーマルウェア
セットアップのスーツとかネクタイとかも含めてここに入れてます。
このシチュエーションは職業によって多分まちまちだと思います。

例えば自由にブログだけで食べてますみたいな人にとってはスーツなんてのは不要で、スタイリッシュウェアで兼用できたりするかもしれません。
企業経営者の方だったらならポロシャツ1枚で打ち大丈夫な方もいると思うんですよね。

なので、自分なりに必要なものというところでの判断は大事です。

5つ目は趣味に必要なアクティブウェア
これも人によって変わってきます
僕の場合は社会人バスケをやっているのでバスケットウェアで絶対必要になります。

例えば着付けをしている方とかは着物が必要になるわけです。
水泳が趣味の方っていうのは水着が1枚あればOKで、ゴルフをする方はゴルフウェアが欲しいし、
スノボをやるならやっぱスノボウェアが必要になってくる感じですね。

こうした感じで当てはめてもらえたら、自分の必要とする最低枚数の服が算出できるかと思います。
ちなみにボクは29−34着くらいでいつも変動しています。

ということで、今回はミニマリストが持つ最低限の服の算出方法ということで、その基本計算ができる公式のお話でした。

参考になれば幸いです。

 

ABOUT ME
Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。