はじめに
私は以前からディレクションに関心があり、勉強方法を模索していたのですが、Andyさんの動画を拝見して、理解しやすい構成と「音」からのインプットでディレクションについて理解を深めることができました。
この動画ではディレクションの基礎を、私たちの身近な体験を例に学ぶことができました。
構成は5つに分けられていて、それぞれのインデックスで感じたことをお伝えします。
「ディレクション力」とはなんなのか?
まず①「ディレクション力」とはなんなのか? について、「キャンプでお昼ご飯を決めなければいけない」という立場で理解しやすく説明がされていました。
誰もが幼い時に学校の合宿などで体験する事例をもとに説明がなされていたので、具体的に描写がイメージでき、そのイメージの中に入り込んで理解を進めることができたいと思います。
また、ディレクションという仕事内容がイメージできていない中で端的に説明されていたので、最初にディレクターの仕事をイメージできた状態で理解を進めれたと思います。
多数決を取るだけでは、ディレクターとは言えない
次に②意見を聞いたり、多数決を取るだけでは、ディレクターとは言えない について、意見をまとめる際に陥りがちなミス「多数決」の欠点と、ディレクターがどのような立場で解決策を導くのかを説明されていました。
多数決はダメだという認識は多くの人がなんとなく持っていますが、具体的になぜダメなのかを説明できる人は少ないように思います。
ですので、このインデックスでの多数決についての見解は非常に勉強になる部分でした。
キャンプの昼ご飯をディレクションする
また③キャンプの昼ご飯をディレクションする については、実際にどのように意見をまとめ、最適解を導くのかが説明されていました。
キャンプを例に挙げて考えるべきポイントがまとめられており、かつどのような場面においても重要なポイントを挙げていただいているので、汎用性か高く、ディレクター入門に適した内容だと感じました。
また、ディレクターやクリエイターとして身につけるべき知識や経験についても語られており、チームを導く上で非常に重要な要素を知ることができたと思います。
反対意見を歓迎する
④反対意見を歓迎する についても同じことが言えます。
ディレクションを行う上で何がNG行為なのかを知っておくことが必要です。
このインデックスでは「反対意見に反発しない」ことの重要性を、質の高い解決策を導くという観点から説明されていたので、ディレクターとしての心構えを知れました。
コンセプトがあるからクリエイティブが導ける
最後に⑤コンセプトがあるからクリエイティブが導ける について、ディレクションを行う前に認識しておくべきことについて説明されていました。
ディレクションを行う際に、問題の解決ばかりに目がいき大切な前提条件を見失い、本質とはずれた解決策を導いてしまう可能性があります。
それを未然に防ぐために、確認しておくべきポイントを理解することができました。
こちらもキャンプを例に上手く例えられており、実際に小学校のキャンプを具体的にイメージしてインプットできました。
まとめ
動画全体の感想を改めてまとめると、書籍やネットで体系的に学びづらいディレクションについて、私たちがイメージしやすい例を挙げて説明されていたので、ディレクターを志している学生や社会人の方にとっては良い教材なのではないかと感じました。
ディレクションを学ぶスクールもありますが、費用が高く手が出しづらいというデメリットがあります。
その点ではAndyさんの動画コンテンツは気軽に短時間でディレクションの基礎を学ぶことができるコンテンツなので、入門としてはオススメの教材だと思います。
今後ディレクション以外の動画コンテンツの発信を楽しみにしています!
元記事はこちらから
ディレクション入門②キャンプの昼ご飯決めでわかる、ディレクションの質の話。
動画解説シリーズは今後もまた色々試しながら進めたいと思います。
ぜひ、ご注目ください。
ディレクション入門①|ディレクションって、結局どんな業務なの?仕事内容を徹底解剖。