COLUMN

トークイベントを成功させる5つのポイント。|30代からのジョブチェンジ!!~あなただけの武器を見つける方法~ に登壇しました。

2019年5月4日、大阪のコワーキングスペースひらばさんにて、ブロガーでフリーランスウェブデザイナーのシズさん(@susie_shizu )とコラボして、トークイベントを開催させていただきました。

タイトルは「30代からのジョブチェンジ!!~あなただけの武器を見つける方法~」

ボクもシズさんも、30代での転職経験者。
自分たちの経験を話すことで、そうした方達の背中を少しでも押すことができたらよいなと思っての開催でした。
結果、やってみてよかった!というのが素直な感想です。

そして、手前味噌ではありますが、すごくうまくいったイベントになったのではないかな、とも思っています。

今回は、クリエイティブ・ディレクターとしてボクがこのトークイベントをどのように設計し、何を意識しながら準備を進めてきたのかを紹介したいと思います。

photographer: UNO

企画開始!

この企画のスタートは、もう偶然としか言いようのないものでした。
シズさんがTwitterでつぶやいたこちらの一言。

これに反応したボクが、すかさず「やりましょう!」とリプを送ります。

ただ、ここで「やりましょう」とリプしただけで話が進むかというと、それはちょっと違うと思います。
ボクの職業、肩書きは「クリエイティブ・ディレクター」です。

クリエイティブ・ディレクターは「クリエイティブの道標」となるべき存在。というのがボクの持論。
その道標となる人が、「やりましょう!」と言うだけで、相手のリアクションを待っているだけ、なんてことはありません。

リプをした直後、ボクはすぐにシズさんにDMを送ります。
この時すでに、ボクの頭の中には今回のトークイベントのテーマと構想が膨らんでいました。

ポイント1:二人の共通項からテーマを探す

ボクがこうしたイベントものの企画をするときに大事にしているのが、「登壇者の共通項」です。
これは自分が登壇するときだけでなく、他の企業さんのイベントや、個人経営者の方のトークイベントを仕掛けるときも同じです。

なぜか?

この共通項こそが、トークイベントの「テーマ」になりうる唯一無二の情報だからです。

そして、トークイベントにおいて、「テーマ」はすごく重要です。
テーマ設定において意識するべきは以下のようなことだと思います。

・ターゲットに対して有益な内容であること
・登壇者との親和性が高く、熱量を持って語れる内容であること
・その登壇者だからこそ、やる意味がある内容であること

例えば、料理の研究家とシェフが登壇するなら間違いなくトークテーマは「料理」にしますよね?
(盛り付けとか、味付けとか、細かく深掘るかはまた別の話ですね)

料理の研究家とシェフのトークイベントで、「野球」をテーマにした話を聞きたいと思う人はかなり稀だと思います。

では、ゴルファーとサッカー選手が登壇するなら?
当然、「スポーツが生活に与える良い影響」みたいにターゲットに合わせて共通項を整理します。

これがないと、誰が聞きに来るのか、すら決めることができません。

誰が聞きに来るのか(ターゲット)と何を聞きにくるのか(内容)はどちらが先でも構いませんが、どちらからも等しく親和性が高いことがイベント成功の最低条件だと思います。

サッカー選手=スポーツ選手=ゴルファー という公式ですね。

(ちなみに、「生活に与える良い影響」にまで落とし込んだのは、聞きに来る人がプロアスリートになりたいわけではなく、生活にスポーツを取り入れたいと思っているくらいの人だと想定してのことです。)

さて、ボクが構想した今回のイベントテーマは「30代からの転職」でした。

実はボクはこのときまでシズさんと面識がなく、platformというクリエイターの発信コニュニティーに属している、という共通項があるだけで、言葉を交わしたことも、Twitterでリプを交わしたことすらありませんでした。

そんなボクがなぜ爆速で「30代からの転職」をテーマにしようと構想できたのか?
それは以前、シズさんのインタビュー記事を読んだことがあったからです。

当然ですが、その当時はシズさんとトークイベントをしよう、なんて考えは微塵もありません。
ただ、一人の読者として「この記事は面白いなぁ」と思いながら読んだだけです。

ポイント2:脳内データベースを駆使する

企画をするときに、ボクが大事にしていることが3つあります。

1、知識
2、経験
3、リサーチ

今回のこのイベント企画でも、この3つが生きています。

まず、ボクは今回のトークテーマを考える時、かつて読んだシズさんに関する記事を思い出しています。(知識)
その中から、「30代で転職」というキーワードがひっかかりました。

なぜ引っかかったのか?

それは、ボクもちょうど30代で前のテレビ業界から今のウェブ広告業界に転職していたからです。(経験)

この二つが重なった瞬間に、ボクの中で「30代からの転職」がキーワードとして明確なものになりました。
でも、この時点ではまだ「思いつき」のレベルです。

なので、ここから裏を取りにいきます。(リサーチ)
・本当にシズさんは30代で転職したのか?(記憶違いではないか)
・シズさんのフォロワーさん、ブログの読者さんに「転職」がキーワードとして刺さるか?(ターゲット分析)
・シズさんが「無理なく」転職について語ることができるか(テーマとの親和性)

などなど…これらを調べるために、ボクはシズさんのブログの該当記事や、過去のTwitterの発言などを丁寧に分析しました。
そして、読めば読むほど、このあたりが次々とパズルのピースのようにはまっていくのです。
このテーマで間違いない!と確信が沸きました。

ポイント3:企画書に落とし込む

その後、実際にシズさんにお会いして打ち合わせなどもさせていただき、お互いにこれは面白くなりそうだ…という手応えを得たところで、トークイベントの概要についてボクが企画書に落とし込みました。

これは特にどこかに提出するものでもないので、ぶっちゃけなくてもイベントはできます。
でも、あえてボクはそれをやりました。
なぜか?

簡単に言うと、「イメージのズレをなくすため」です。

ボクの頭の中にある「30代の転職」のイメージは、必ずしもシズさんと同じであるかはわかりません。
それぞれの価値観をベースに話をするので、全然違う捉え方をしている場合だってあります。
そこで、ターゲットと内容について、「この方向にすすみますが、良いですよね?」という暗黙の了解を文書化して置いておく、ということです。

これもクリエイティブ・ディレクションの「道標」としての役割の一つだと思っています。
その道標となるべきは、さきほどの「テーマ」からさらに具体的な方向性を示した「コンセプト」になるのです。

今回は特別に、その企画書のコンセプト部分を丸っと公開しておきますね。

コンセプト部分の書き方はいろいろですが、ボクはこの時点ではそのままコピペでTwitterにもリライト応用できるように意識した文体を採用しています。

そして、このコンセプトをベースに打ち合わせを重ね、トークテーマの「3本柱」を設定しました。

・キャリアチェンジ
・キャリアアップ
・キャリアデザイン

これを導き出すために、多くのキーワードや考えをお互いで出し合い、カテゴリーで整理をしています。
さらにそこから小テーマを7つ用意して、当日のイベントに臨むこととなりました。

ポイント4:ターゲットに情報を届ける

さて、トークイベントの内容は決まりましたが、重要なポイントはまだまだ続きます。
次は「集客」ですね。

当然ですが、いくら良いコンテンツを用意しても、誰にも聞いてもらえなければ何の意味もありません。
このイベントの存在を「来て欲しい」と思う方に届ける必要があります。

この部分の拡散設計にはかなり頭を使いました。

シズさんともやりとりをしつつ、どんなキーワードに反応してもらえるのか?
どの時間帯に告知すると有効なのか?

など、何度も仮説と検証を繰り返して、少しずつ少しずつ、参加者を募っていきました。

おかげさまで、30席は開催の一週間前には満席となりました。
最終的には体調不要や急用などで3名の方が欠席されましたが、27名の方に参加していただくことができました。

来ていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
ちゃんとこちらの情報が届いていたことが嬉しく、またそこで「行こう」という判断をしていただけたこと、心から感謝感激です。

ポイント5:とことん楽しむ

内容も決まり、参加者も確定し、あとは本番当日。

ここまできたら、成功の秘訣は一つしかないとボクは思っています。

そう、自分たちもイベントを「楽しむ」こと。

貴重な時間とお金を使って参加していただいたみなさんに、「情報」をお届けすることはもちろんですが、それ以上に「来て良かった!」と感じていただきたい。
それなら、やはり主催者が誰よりも楽しんでいないと、その雰囲気にはならないと思うのです。

おかげさまで、ボクもシズさんも心から楽しんでトークをすることができました。
もちろん、反省点がないわけではありませんが、みなさんからいただいた感想が本当にすばらしく、開催して良かったと、心から嬉しく思えました。

まだここだけの話ですが、シズさんとは次は東京でも開催できたらいいな、ということは話ています。
すぐにどうこう、ということではないですが、大阪まではさすがに来れなかった…と言う方がいらっしゃれば、少しだけ楽しみにしておいていただけたら嬉しいです。

参加してくださったみなさんの感想

さて、今回はイベントの開催を「クリエイティブ・ディレクション」の目線で紐解いてきましたが、最後はみなさんからTwitterでいただいた感想をご紹介して終わろうと思います。

以下、順不同ですが、抜粋してご紹介させていただきます。

 

みなさま、素敵な感想を本当にどうもありがとうございました。

Special thanks

コワーキングスペースひらば(6月1日より名称変更:SHINCRU)
オーナー岡田さま

今回は素敵な場所を使用させていただき、本当にありがとうございました。
またいろいろと企画相談させてもらえると嬉しいです。
この場を借りて御礼申し上げます。

カメラマンUNOさま

今回は参加いただいただけでなく、素晴らしい写真まで撮影していただき、本当にありがとうございました。
躍動感、臨場感のある写真から、「良いイベントにできたんだな」とあらためて実感することができました。
本当にありがとうございました。

 

設営、受付をお手伝いいただいたみなさま、会場の片付けを手伝ってくださったディレラボメンバーのみなさま、そして参加くださったすべてのみなさま、本当にありがとうございました。

そして何より、コラボイベントを快諾いただいたシズさん。
企画から打ち合わせ、zoomやslackを駆使しての内容のすり合わせなど、たくさんの時間と労力をちょうだいしました。
お忙しい中、いつも笑顔で対応いただき、常に楽しく進めることができました。
すごくやりやすかったです。
本当にありがとうございました。
そしてぜひ、東京イベントも開催、成功させましょう!

シズさん目線のトークイベントレポートはこちらから!
『初のトークイベント「30代からのジョブチェンジ!!~あなただけの武器を見つける方法~」無事終了しました~♪』
https://shizulog.com/talk-event-job-end

それではみなさま、ぜひまた、次の機会にお会いできる日を楽しみにしております!
毎日をデザインし、未来をクリエイトしていきましょう。

本当に、ありがとうございました。

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。