ドラゴンボールビジネス論

ドラゴンボールビジネス論② サイヤ人のエリート王子・ベジータに学ぶ、フリーランスクリエイターのキャリアアップ術

かつては残虐非道な戦闘民族サイヤ人のエリート王子。
そんなベジータがカカロットを追いかけ、追い抜こうとした苦悩と葛藤の中に、フリーランスクリエイターがキャリアアップするための秘訣がありました。

Andy
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いや、ちゃんと解説しますよ…

Point1独立するタイミングを知る

かつては「フリーザ軍団」の一戦士でしかなかったベジータ。惑星ベジータが滅ぼされ、フリーザ軍団に吸収された部分は、自分の父親が起業した会社が大手に吸収合併され、次期社長候補から一転、平社員になったようなものです。
それでも、ベジータは腐ることなく虎視眈々と「独立」のチャンスを伺っていました。
そして、そのタイミングとなったのか、「同等の実力を持つキュい」を戦闘力で圧倒的に上回ったときでした。
これはクリエイターがフリーランスになろうとするとき、絶対に持っておきたいもの。つまりは「自分の相場価値」を知るということです。

「フリーランスになる」ということだけを目標に、やみくもに独立しても、その業界で戦っていけるかはわかりません。
まずは自分の存在価値と、その業界での立ち位置、そして通用する実力が備わるまで大企業で牙を研ぎ続ける、というのは一つの考え方です。
あくまで大企業に属すではなく、利用する。

Point2勝てない戦いの中で己を磨く

フリーランスになったあとのベジータは、とにかく死に物狂いでした。
ザーボンにやられ、リクームに殺されかけ、最後にはクリリンに自分を半殺しにさせてまで、自分を高めていきました。
この気概があればこそ、ベジータはどんどん強くなることができました。

フリーランスのクリエイターも、独立したら日々が死線を潜る戦いの日々です。いつ仕事がなくなるかもわからない…
ミスをしても、責任をとるのは常に自分…
でも、だからこそ、そうした環境の中で、心折れずに戦える人ほど成長します。
常に成長し続けるマインドこそが、成長の秘訣ですね。

Point3遥かなる高みをイメージする

ベジータの凄さは、そのビジョンの高さです。
まだ、自分がスーパーサイヤ人にさえなれていないときから、「スーパーサイヤ人を超える」と宣言しています。
数千人に一人とか、数万人に一人とかしか生まれないというスーパーサイヤ人がすでに一人出ているのに。

このビジョンはフリーランスのクリエイターにとってはものすごく重要なことです。
独立当初抱いていた大志は、いつしか死線をくぐるうちに削られ、折られ、失われていきます。
そうなったとき、「遥かなる高み」を再び見つめ、変わらない、いや、それ以上の努力ができるかどうか…大きな分岐点です。

また、「前例がない」とか「お前にはムリだ」とか、そんな周囲の言葉をものともしない精神力も重要です。
「伝説のスーパーサイヤ人がひとり出たからこの時代ではムリだよ」という言葉に耳を貸していたら、ベジータはスーパーサイヤ人にはなれなかったでしょう。
周囲のノイズに負けてはダメです。

Point4圧倒的な自信とポジティブさを持つ

「オレはスーパーベジータだ‼︎」

うん、もはや何を言ってるのかよくわかりません。ちょっと思考の斜め上です。が、ここにかいま見える圧倒的な自信とポジティブさは、フリーランスクリエイターにとってものすごく重要な要素です。
自信は相手に届きます。

圧倒的な自信がある人と、自信なさげで弱気な人、クライアントの立場ならどちらに仕事を頼むでしょうか?
やはり、自信に漲っているクリエイターにお願いしたいと思うのが当然の流れです。
この案件ですが、大丈夫ですか?と聞かれたら、間髪入れずに答えましょう。
「オレは、スーパーベジータだ!!」

Point5我慢できないことでも受け入れる

ベジータはさらなる強さを求めて、バビディの魔術をあえて受け入れました。
「体と心は支配されても誇りだけは思い通りにならんぞ」というセリフは有名ですね。
フリーランスのクリエイターも成長するにつれ、次第にエゴや見栄が出てきます。
そこが自分の限界だ、と感じる人も少なくないはず。
ただ、そこからもう一歩上へ、頭一つ抜け出るためには「覚悟」が必要です。
それが「我慢できないことでも受け入れる覚悟」です。

これは以前の「死線をくぐる」よりもむしろ大変かもしれません。
何しろ自分のプライドとの戦いなのですから。
でも、これを乗り越えることができた時、それはベジータのようなスーパーパワーアップができるときです。
常にもう一段上の自分を目指すには、悪魔に魂を売るくらいの覚悟が必要ということかも知れません。
実際、ベジータはこのあと、ブウとの攻防で全てを出し切り、真っ白に燃え尽きてしまいます…

Point6プライド捨て、相手をリスペクトする

初期のベジータの、カカロットに対する評価を覚えてますか?
「下級戦士」です。負けるわけがない、とまで言い切っています。


しかし、その序列はナメック星の戦いで完全にひっくり返りました。
そこからはベジータのプライドと葛藤とジレンマの日々です。

しかし、最後の魔人ブウとの戦いのときに、ベジータはついにこう言います。
「がんばれ、カカロット。お前がナンバーワンだ。」

あの超絶プライドの塊だったエリート王子が、ついに自分のプライドを越え、相手をリスペクトした瞬間です。

このマインドセットは、フリーランスとしても持ちたい部分です。
特に、同業他者の中で「自分が一番」と天狗になっているときほどフリーランスは危険です。
常に相手を認め、リスペクトし、切磋琢磨できる関係であろうとする。
そんなマインドを持ち続けたいものです。
同業他者への純粋なる敬意は、いつしか自分の成長の糧となるからです。

最後に

最終的にベジータは、リスペクトのその先に「自分を捨てる」というビジネスの極地に到達しました。
ここまで来ると、もういちフリーランスとは言えません。
会社を立ち上げ、社員を募り、その家族の生活まで背負う覚悟のある人の姿です。
人はいくつになっても成長できる。
ベジータのように。

 

画像引用元
DRAGON BALL
鳥山明/集英社

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ABOUT ME
Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。