COLUMN

シゴトの種類と令和新時代のクリエイターの働き方イノベーション

シゴトにも種類がある。とツイッターでつぶやいたのがそれなりの反響を得た。

やっぱり働き方というのは多くの人が興味を持つ部分だろう。
そして、これからの新しい時代に向けて、あらためて見つめなす必要がある部分なんだと思う。

今回はそんな、シゴトに対しての思考のイノベーションの話。

どんなシゴト、してますか?

シゴトの種類で4つに分類したのがこちら。

死事…やらされる作業。心が死ぬ。
仕事…仕えてやる業務。学びがある。
私事…自分のやりたい事。楽しい。
志事…大義のある他人のための事業。最強になれる。

あなたはいま、どんなシゴトをしているだろうか?

残念ながら、誰もが志事をできるわけじゃない。
でも、せめて自分の事くらいやりたいと思う。

死事として、イヤイヤやってる仕事は作業の枠を出ないから、なかなか成長ができない。
これは突き詰めたら思考量の差が大きいと思う。

イヤイヤやってることは、きっと最低限の作業しかしないだとう。
とにかく日々それをこなせばOKという環境のなかで、自分自身を成長させるのは難しい。

やっぱり自分ごととして捉えた業務は意欲が湧くし、その周辺知識まで前のめりに吸収していくと思う。
何しろ自分がやりたいことだから。
仕事だという感覚すら忘れて没頭できるかもしれない。

逆を言えば、どんな業務でも「私事」にできたら前のめりになるし、より良い方法や、生産性が上がる手段を考えようとする。

すると必然的に考えるチカラもつく。
愚痴ってると成長できないのは当然なんだ。

時として慣れた仕事もまた作業になってしまう。
何も考えずに進められることは楽かも知れない。
でも、それは単なる思考停止でしかない。

ボクも作業ではなく、「私事をする。」って部分はすごく意識してる。
もちろん、すべてのシゴトをそうすることは難しい。
むしろ、シゴトの大多数は死事みたいなものかもしれない。

それでも、できるだけ意識して、それが自分のどんな学びになるかを考え、未来につながるようにしたいと努力はしている。

成長を求めるなら、常に新しい仕事を生み出してないとダメで、これは企業も同じ。
挑戦なき成長など無い。

この働き方、考え方に、ボクらクリエイター はイノベーションを起こしていく必要があると思ってる。

令和新時代は働き方が変わる

これは2019年の夏のトークイベントに登壇したときに話たことだけど、令和新時代は働き方が新しく改革されると思っている。
特にクリエイターの働き方はここ5年か10年で激変するのではないかと予想してる。

それは政府主導の「働き方改革」ではなく、クリエイター自らが考え、動き、新しい流れを生み出していくものだと確信している。

すでに多くのコミュニティが立ち上がり、そこでスモールなビジネス圏を構築し始めているのはその特徴の一つだ。

ボク自身の考えとしては、そのコミュニティ同士が今後は掛け算されたり、大手上流企業と提携することでクリエイティブの価値を向上させていくと確信している。

では、令和新時代の働き方はどう変わっていくのか?

トークイベントで話た内容をもう一度整理してみよう。

①雇用制度の改変

この先、クリエイターが一つの企業に属して、2〜30万の月給をただ受け取る時代は終わると思ってる。
複数の会社に所属して、月々5〜10万くらいの金額を複数の会社から受け取るようになる。
クリエイターのサブスクリプション化。
当然、企業に求められるスキルが必要。

②高機能チーム化

今のコミュニティやサロンから「出来る」人たちがチームを組んで仕事を回し始める。
そのチームはディレクター同士で有機的に繋がって、ブロジェクト毎にメンバーの入れ替えを行いながらハイクオリティなクリエイティブを生み出していく。
ではそこで必要とされる人材とは?
常に向上心と好奇心を持ち、業務を越境して活躍できる「越境人材」の存在。
デザイン、動画、ディレクションだけでなく、総務、事務、経理などのクリエイティブに直接は関わらない部分も掛け算する武器になる。
得意を探そう。

③静止画広告の終焉

終焉、は言い過ぎかもだけど、5Gの登場で確実に動画に取って代わる。
サムネイルも全てがGIFアニメーションみたいに動き始める。
もう少し先には歩いている人を追尾するAR広告の登場だってあり得そうだ。
もちろん、動画が主流になってもデザインの基礎を生きてくる。
ただし、本質を掴めた人だけ。
単なる表面的な美しさをデザインするのではなく、課題解決を意識したデザイン思考を身につけておきたいところ。

④労働の2極化

AIの躍進で、ほとんどの仕事が仕事じゃなくなる。
働く=楽しいこと。と感じる人たちは今以上に稼ぎ、そう思わない人は海辺や山でミニマル・ロハスに暮らす。
良い悪いではなく、真の意味での多様性の時代。
自分はどちらを選ぶか?
これが冒頭で話した「シゴト」の種類に起因する部分。
もっと稼ぎたいと思いながら海辺でミニマルに暮らすのも、ミニマル・ロハスに暮らしたいのにやりたくない仕事を請け負うのも、どちらも辛い。
まずは自分がどう生きたいかを明確にしておく必要がありそう。

⑤デジタルネイティブの覚醒

クリエイティブの基礎スキルが完全にひっくり返る。
スマホですら古いと言われる時代はそんなに遠くない。
小・中学生がその発想力でとんでもない「新時代」のクリエイティブを発表し始める。
正直もう、昭和世代がスキルで勝てる分野はなくなるだろう。

ボクらの唯一の武器は「デジ・アナハイブリッド」であること。
例えば紙媒体にこだわり続けるのではなく、紙媒体で得た「学び」をどう新時代のクリエイティブに落とし込んでいくか。
やっぱり本質の掘り起こしが重要になる。

働く=生きるを楽しもう

社会人になったら、そこからの人生の半分以上は仕事をして過ごす事になる。
仕事に支配されて生きるのか、仕事を支配して生きるのか、はとても大きな違いだ。

だからこそ、どんな仕事でもボクは楽しみたいと思っている。
どこかにやりがいを見つけ、熱量を持ち、周囲を巻き込みながら進んでいく。
そんな人生が理想だからだ。

もちろん、仕事としてやらなくちゃならないことはたくさんある。
少しも自分のやりたいことができない環境にいる人もいるかも知れない。

そんなときは個人クリエイティブから始めてみるのもおすすめだ。

創造とは、ボクらの人生を彩ってくれる大事な要素だ。

生み出そう。
自分で自分の人生を。

自分の働き方を見つめ直したい方はこちらの記事も参考に

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。