ども。
クリエイティブ系ミニマリストのAndyです。
冷蔵庫も電子レンジもテレビもない家に住んでましたが、このたび家を捨ててホテル暮らしを始めようと計画中です。
普段はクリエイティブ・ディレクターとして活動をしておりまして、言うなれば企画・設計・段取りのプロでもあります。
そんなボクが引越しと断捨離を超効率良く終わらせる極意について説明したいと思います。
引越しが面倒に感じる方、段取りや片付け、大型ゴミの処分が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
ミニマリストの引越し術3つの極意
極意。なんて程のものでもないかも知れませんが、ボクが引越しの時にやってる手順は以下の3つです。
モノを一箇所に集める
捨てるか悩むものだけにする
残す理由を語れるものは残す
それぞれ、少し詳しく開設します。
モノを一箇所に集める
まず大事なのが「全体の俯瞰」です。
自分がどれだけモノを所有しているのか、一箇所に集めて一覧します。
ボクの場合はワンルームなので、その部屋に全てのモノを集めています。
一軒家の場合、全てのモノを一部屋に集めるのはさすがに難しいと思います。
そんな場合は、一部屋ずつ、狙いを定めて順番にやっていくのがポイントです。
この時、片付ける部屋の順番は「モノの少ない部屋」から始めるのが良いと思います。
例えばキッチンなんかは食器から調理器具からダイニングテーブルまで、驚くほど多くのモノが収納されています。
しかも日々使う可能性が高い。
そんなところは後回しです。
まず寝室とかいいかもですね。
ベッドは必要か不要かを判断し、不要なら処分対応。
必要なら持っていくので解体の必要があるかどうかを検討します。
同様にリビングも一箇所に荷物を集めて捨てられるものから順に捨てて行きます。
ラグは?ソファーは?テーブルは?
この時、基本的には全て捨てるつもりで作業するのがおすすめです。
何を残そうかと考える方がエネルギーがかかります。
特にミニマリストを目指すのであれば「全捨て」が理想です。
捨てるか悩むものだけにする
この時、どうしても捨てられない・・・と思うものだけを残します。
ポイントとしては
・捨てても絶対に買い直す自信があるもの
・毎日使っていてこれからも使う自信があるもの
・無くなると困るもの
これに該当するかどうかです。
例えばボクの場合、洗濯機はホテル暮らしになるのでコインランドリーを利用するため不要。
PCは仕事効率のことを考えて必要(オフィスへ送る)
PCチェアは結構いい値段のするものでしたが、持っていけないので不要。
みたいな感じで仕分けています。
この判断の様子はこちらの動画に記録しているのでよろしければ参考までに。
引越しは自分の生活スタイルをアップデート出来るチャンスです。
同じものを持っていけば、当然同じような生活が待っています。
せっかくなので、一新してやる。くらいの感覚で断捨離するとうまくいくかと思います。
捨てて、やっぱり必要だった・・・と思えば買い直せば良いですからね。
もちろん、お金の問題もあるとは思いますが、人が生活していく上で本当に必要なモノって、実はそんなに多くありません。
そのことに気がつくためにも、とにかく本当に悩むものだけ持っていきましょう。
残す理由を語れるものは残す
さて、残すか迷ったものだけにしたら、あとはそれを持っていくかどうかの選抜会議です。
最後のステップ、最後の審判ですね。
残すものは、全て残す理由を語れるようにするのが理想です。
無いと困るかも・・・みたいな曖昧な理由ではなく、あることによるメリット、無い場合のデメリットを明確に言語化するのがオススメ。
例えば、ボクはヘインズのTシャツを7枚所有しています。
これの理由としてはシンプルに、洗濯がコインランドリー利用になるので、最大一週間は持つようにしたい。というものです。
また、服については持ち運びのバッグに入る分だけ、という容量制限もしています。
(冬なら着込んで持っていけるので、アウター1枚だけは例外にしてますけど)
こんな感じで、「無いと困る」とリアルにイメージできるものは持っていた方が良いです。
逆にボクの場合の冷蔵庫などは
・料理をしない
・保存するのがビールしかない
・ビールはあると飲んでしまう
みたいな、所有することへの明確なデメリットが言語化できたので処分しました。
冷蔵庫の処分についてはこちらの記事を参考に。
そんなわけで、引越しを機にミニマリストを目指す方には「全捨て」がオススメです。
ボストンバッグに入るだけの衣類とビジネス道具のみにして、一度ビジネスホテルに入るのも手かも知れませんね。
もちろん、断捨離やミニマリズムは、モノを減らすことが目的ではありません。
モノを減らすことで、本当に自分にとって最適な量のモノと向き合い、より豊かに生きていくための手段です。
自分だけの人生、自分でデザインしていきましょう。
それではまた。