COLUMN

どんなに小さな会社であっても、企業のビジョンを設定するべき3つの理由

御社には、ビジョンがありますか?

ビジョンなんかなくても、会社は回ります。

そもそもビジョンってなんなの??って方もいると思いますし、ビジョンってどうしたら作れるの?って疑問もあるでしょう。

今回は、なぜ企業にとってビジョンが必要なのかを簡単に説明できたらと思います。

会社がどこに向かうかの指針になる

まず、ビジョンを作るべき最大の理由は、会社の行き先を提示することにあります。

どこを目指しているのか。
そこを目指すためにどうする必要があるのか。
そのために今何をするべきなのか。

経営者がブレずに進むための指針になるわけです。
業績が苦しい時は、ついつい目の前のことに集中しそうになります。
お金を産む仕事を優先したくもなるでしょう。
でも、それだとどこかで限界がくるはずです。

そうではなく、10年先、30年先、50年先まで会社組織を存続させるための揺るぎない指針として、ブレないビジョンが必要になるわけです。

現状を打破するための起爆剤になる

売り上げだけを考えるなら、今の仕事をより効率よくこなす方法、システムを考える方が理にかなっています。

でも、それは単なる現状維持か、よくても数パーセントの伸びしか生みません。
「いまのまま頑張る」のは大事だけど、それだけではいつか疲弊する。
その時の状況を打破するためにも、ビジョンは必要になります。

そして、経営者が描くビジョンは、今の努力を続けることで何とか達成できそうな目標やノルマではダメです。
それは単なる可能性の追求でしかないからです。

ましてや妄想や皮算用による業務の拡大もビジョンとは呼びません。
それは単なる願望ですから。

ビジョンの無い経営は目先の損得勘定に左右される「なりゆき経営」になってしまう。

もちろん、組織を運営維持するためには目先の収益は大事です。
でも、その先に繋がるものは常に企業を支える柱になる。

そして、崇高なビジョンはきっと現状のままでは達成できない。
なら変えるしかないわけです。
つまり、現状の否定がビジョン達成の鍵になる。

「不可能常識への挑戦」こそが「ビジョン」を持つということ。

だから現状では到底実現できそうにない到達点を30年以上かけて実現しようと本気で取り組む。
それが現在を動かし、打破するブレイクスルーになるはずです。

今を変えるのは、この先のビジョンなのです。

仲間を集めるための指標になる

ビジョンをものすごく簡単に言い換えるなら「より多くの人々の幸せを目指すこと」だと思ってます。

それが回り回って自社の利益になること。
この志の高さに惹かれて、仲間は集まります。
仲間とは、一緒に働く社員のことだけではありません。

仕事をくれるクライアントも、外部で仕事を受けてくれるパートナーも、その企業に関わる全ての人が、そのビジョンに魅せられていたら、きっとその仕事はうまくいきます。

逆に、お金だけの関係だとどうなるでしょう?
良い時は問題ないかも知れませんが、一つボタンを掛け違えると大変なことになりそうです。
一部の経営者はもうとっくに気がついてますが、資本主義と言いながらも一部では競争社会が終わろうとしています。

その企業であるべき理由、ビジョン、コンセプト、そうしたストーリーに共感したファンが消費やサービスを購入し、業務パートナーが集まる時代です。

他社や他者との競争ではなく、ファン、サポーター、パートナーとの共創の時代になっていこうとしています。

その時、その周囲をつなぎ、支えるのがその企業のビジョンなんだと思います。

ビジョンの作り方

目先のことだけでなく、30年先の長期の目標=ビジョンを持つことが大事なのは、これまでにお伝えした通りです。

ビジョンは解像度が高ければ高いほど良いけど、普通はそんな簡単に描けないと思います。でも、経営者である以上、その仕事を始めた時の目標、夢、志はあるはず。
それは単にまだ言語化できていないだけで、想いとしては存在しているのです。

だから外部ディレクターがそこを紐解きます。

ヒアリングし、客観視し、経営者の中にある「声なき声」を導き出す。
これがボクのやっているクリエイティブ・ディレクション。
あるいはクリエイティブ・コンサルティングの中身です。

自社の可能性を最大限発揮するための施策としてのビジョン作成。

一度、考えてみてはいかがでしょうか?

ABOUT ME
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Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。