ディレクション入門

新時代SNS「clubhouse」を一週間使って感じた光と影。

Clubhouseのおかげで、連日の寝不足です。
どうも。
音声で気軽に繋がれるアプリの中毒性は想像以上でした。

ボクがclubhouseに登録してちょうど一週間。
勢いに任せてまずは所感記事を書きましたが、その時からまた感じたことが変化してきています。

今日はここまでで感じたclubhouseという新しい音声型SNSについて、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

clubhouseで感じた光と影

先日、こんな投稿をしました。

現在でもこの感覚は大きくは変わっていません。
やはりどんなツールであっても、良い面と悪い面があるのは当然かなと思います。

まずはこれらを一つ一つ簡単に解説していきます。

メリット①業界、界隈を超える偶発性

これは、clubhouseを最初に使った時に感じた最大のインパクトでした。
雑談メインのゆるい部屋を立ち上げていたのですが、ウェブメディアの起業社長さんや、オリンピック銀メダリストのアスリートさん、果てにはバチェラー出演者さんなど、普段のTwitterでは絶対につながらないであろう業界の方とお話させていただくことができました。

また、それ以外にも、若手YouTuberさんや建設業界、人材系、アパレル系など、普段のクリエイター界隈を超えたところと偶発的に繋がれる面白さがあります。

自分の知らない世界が突然向こうから飛び込んでくるわけですから、それは驚きと共に感動にも似た衝撃を与えてくれます。
この一週間は夜中アドレナリンがダダ漏れでした。笑

メリット②瞬間的出会いを生む突発性

今、ちょっと時間あるな。という時にふらっと部屋に入ると、誰かが話しています。
この瞬間的な出会いは確かに今までに体感したことがないものでした。
扉を開けば誰かがいる。という安心感はすごい。

また、そこに知り合いがいれば、その人の友人ともすぐに知り合いになれる。
これはリアルで紹介してもらうより手軽でしかもスピーディー。
まさに瞬間的な出会いが突発的に発生するわけです。

声しか必要としないため、わざわざ着替えたり、メイクをする必要もありません。
この気軽さは、突発性に拍車をかけている一因だと思います。

Zoomのたびにスウェットの上にジャケットを羽織り、寝癖を無理やり隠す・・・みたいなことが必要ないわけですから。

雑談をベースに、よりコンビニエンスに人と繋がれる。という事実は、このコロナ禍の中でもっともみんなが求めていたコミュニケーションだったのかも知れません。

メリット③より感性で繋がれる浸透性

Twitterで見ていたクールなあの人が、実はかなりお茶目だった。みたいな楽しい衝撃も魅力の一つの要因だったように思えます。
やはり140文字でどれだけ思考を伝えようとしても限界があります。
なんなら誤解しか生まない場合だってある。
でも、clubhouseを使えば、声のトーンや話し方の柔らかさで真意を伝えることが可能です。

そう、音声は思いの外、メッセージの浸透性が高いのです。
そのおかげで、感性の部分までしっかりと理解した上で、その人と繋がれます。
これは初期にはわからなかったメリットでした。

やはり、人は雑談やどうでもいい話の中にその人を見つけるようです。
タイムラインに切り売りされた型式ばった140文字の言葉よりも、その人の「こんばんはー」の一言に温もりを感じたりする。
この「声による温もり」は、やはりコロナのオンラインメインの社会に置いてきぼりにされたものでした。
情報伝達には便利なオンラインツールも、そこから情熱、熱量、温もり、人柄、優しさは伝えきれません。

人はゆるさの中に人を感じるのだなと不思議な発見をした気分です。

もちろん、良い面だけでありません。
ここまでに感じたマイナス面だってあります。
それも簡単に。

デメリット①ヒエラルキーの可視化による順位性

これは以前の記事にも書いているので、詳しくはそちらを参照いただきたいのですが、アプリの構造そのものがかなり階層仕立てになっています。

人気者がより人気者に見えるようになり、発言力も高くなり、フォロワーも輪をかけて増えていく。
ある意味、リアル社会より遥かにわかりやすく可視化されたその構図は、見る人によっては醜悪で、苦痛にも感じる可能性はあると思います。

デメリット②リア充が圧倒的有利になる不平等性

Clubhouseは圧倒的に不平等なSNSだとボクは感じています。
少なくとも、コミュニケーション弱者にとっては。

弱肉強食なコミュニケーションサバンナの中で、ひたすら戦うことができるメンタル強者か、普段からコミュニケーションを苦痛に思わないリア充思考の人でないと、スピーカーとしては使いこなせないと思っています。

デメリット①が、すでに構造化されたヒエラルキーの塔だとすると、みんな最初は最下層からスタートします。
すでにインフルエンサーレベルで影響力のある人たちは、黙っていてもエスカレーターで上層へ登ります。
それを持たないボクらは、ひたすらに階段を使うわけですが、この階段を登るためにはコミュニケーション能力が必要なのです。
得意な人は二段飛ばしで登っていきます。
でも、得意でない人には辛い。
間違いなく登るのを諦めてしまう。

リアル世界でのリア中が、SNSの中でも充実する。
もはやリア充という言葉の崩壊ですね。
リア充=SNS充の時代の到来。
このアプリが天下を取るとしたら、そんな未来が待っている可能性もゼロではありません。

デメリット③圧倒的に時間が溶けていく依存性

ぶっちゃけ、これが一番きついです。笑
楽しくて、ついつい明け方まで話してしますのですが、翌日は当然睡眠不足。
頭は回らず、生産性はゲキ落ちします。

一応、新しいSNSサービスということで、一週間はとにかく使う。と決めていたのですが、さすがに昨日は早々に意識が飛びました。
サーバーが落ちていたらしいので、結果としては早く寝て良かったのですが、これほどまでに時間を吹き飛ばされるアプリは今までになかったのではないでしょうか?

まさに新手のスタンド攻撃、キング・クリムゾンです。
(分かる人だけ頷いてください)

これからの向き合い方

さて、一週間使ってみての感想は以上です。

では、ボクはこれからclubhouseをどう使っていくか、というところを最後に記しておきたいと思います。
もちろん、あくまで現時点での考えなので、今後変わる可能性はあります。
その辺りはご了承ください。

まず、このアプリの特質、特徴、魅力を全て認めた上で、利用頻度は激減させる可能性が高いです。
これは生産性の低下などもありますが、常駐するほどのメリットまではない、という判断が大きいです。
なので、「自分が使いたい時に使う」というごく当たり前のユーザーとして落ち着くと思います。

とはいえ、界隈を超えた偶発性などはこれからも活かしていきたいので、たまにテーマを決めてトーク部屋を立ち上げたりはするかもです。
「ゆるっとOffice io」みたいなゆるコンテンツもたまにやりたいですね。

オーディエンスとしての参加は余程暇な時限定か、あるいは作業中のラジオがわりとしてはありそうですね。

毎日食べるとお腹いっぱいになるので、気軽にちょいちょいつまみ食いする感じでしょうか。

もちろん、別のメリットややるべきことが見つかればその限りではありません。
できるだけ、上手く使いこなしていきたいとは思っています。

Clubhouseはあと3、4週間もすればひとまずユーザー数が安定化するのではないかな、と思ってます。(引き続き増加の一途かもですけど・・・)

もしかしたら、そのときの状況は今と大きく変わっているかも知れません。
そうなった場合は、その空気感をまたレポートしてみたいですね。

ひとまず、一週間clubhouseを使ってみた感想でした。

みなさんも、自分なりの使い方を見つけて、良いclubhouseライフを!

ABOUT ME
Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。