ディレクション入門

ボクがトークイベントを企画・開催する3つの理由

7月28日(日)に博多で「令和なのに今まで通りで大丈夫!? 迷える全てのクリエイターに贈る、働き方実践ガイド」と題したトークイベントを開催します。

令和新時代を迎え、クリエイター たちはどんな働き方をすれば良いのか?
いや、時代とともにどう変われば良いのか、を全部ぶっちゃけるつもりでいます。

内容としては、特にこんな方にはオススメのイベントになると思います。

・デザイナー、イラストレーター、コーダー、ビデオグラファーなど、クリエイターとしてのキャリアの方向性に迷っている方

・これからデザイナー、イラストレーター、コーダー、ビデオグラファーなど、クリエイターになりたいと考えている方

・Webやアプリなど、デジタル制作でのキャリアデザインを考えている方

・会社員のまま頑張るか、フリーランスになろうか、迷っている方

詳しい内容はこちらの記事にまとめてますので、良かったら参考までに。

さて、今回はこのイベント内容の話ではなくて、ボクがトークイベントを開催する理由について。

実は、2019年に入ってから、意識的にトークイベントを開催するようにしています。
最初は3月に上司ニシグチさんたちと開催したこちらのイベントでした。

その後、5月にWEBデザイナーでブロガーのシズさんと、こちらのイベントを開催しています。

この時点でボクの頭の中には漠然と「2ヶ月に一回はトークイベントを開催しよう」という目標が出来ていました。

そのときは特に明確な理由を定めてなかったのですが、ここにきてその深層部分を自分でも言語化して自覚しておく必要があるだろうなーと思ったので、一応記事としてまとめておきます。

あ、ここまで読んでくださった方には大変申し訳ないのですが、多分この記事は何かしらの学びというより、ボクの思考遷移・・・もっとぶっちゃけていうと単なる日記レベルの内容になる可能性が高いと思います。
あらかじめお詫びしておきます、すみません。
その上で、お時間あるようでしたら最後までお付き合い頂けますと幸いです。

ボクがトークイベントを開催する理由

さて、2019年は2ヶ月に一回はトークイベントをしようと考えたその理由ですが、当面の目的としては大きく分けて3つありそうです。

①クリエイティブの価値を広めたい

②書くより話す方が得意

③ライブ感が好き

まずはこちらから解説していきましょう。

①クリエイティブの価値を広めたい

今のクリエイティブ業界の構造を変え、日本にクリエイティブ革命を起こす。というのがボクの大きな目標の一つです。
平たく言うなら、欧米並みにクリエイティブの価値を高め、クリエイターが等しく地位向上を果たし、平均年収をあげること。
それはそのまま日本企業の躍進へと繋がると信じています。

そのためには「クリエイティブにはもっと価値がある」と言う事実をもっと発信していかなくてはなりません。
この基本理念はディレクションラボに参加していることや、個人クリエイティブを発信し続けるモチベーションのルーツにもなっていると思います。

そして、この考えを広く世間一般に浸透させるには、このWebメディアとTwitterだけではどうしても限界があります。
記事やTwitterの投稿が毎回毎回バズを起こすならともかく、界隈の広さも考えるとなかなか新規層へのリーチは増えていきません。
仮に増えても、テキストが流れて来て、それを読んだだけでどこまで言いたいことが伝わっているでしょうか?
そこで、5人でも10人でも、いや極論、ボクをフォローしていない方に一人でも多くリーチできて、ボク個人の思うところをそのまま言葉で語ることができる場は必須だと思ったところが、この隔月開催の土台となっています。

②書くより話す方が得意

散々Twitterやwe.の記事でテキスト更新をしていながらこんなことを言うのもなんですが、正直、書くより話す方が得意です。
本来なら、このWebメディアの記事一つをとっても、実はあと10倍くらいの情報を伝えたいのです。
でも、正直そこまで書き込んでいる時間がありません。

ボクとしては可能な限り要素を抽出し、わかりやすく書くことを心掛けていますが、どうしても限界はあります。
それは時間的な制約、集中力的な制約、テキストとしての限界、言い回しなどで誤解を与える可能性など、諸々の要素が高密度で絡まっている部分だと思います。
そこで、定期的に自分の思考や業界の傾向、クリエイターの働き方に関する想いを言語化する必要があると感じていました。

考えながら書き出す言葉は多分、思考の10から30分の1くらいです。
それくらいフィルタリングされてます。
ボクが一つのテーマで、例えばこの記事でも、思いの丈を全て話したら、情報量はテキストに落としこむ30倍はあると思っています。

いきなり書き出そうとすると出てこない感覚や表現、たとえ話などが、話すことで言語化されます。
そのテキストになる前の抽象的な概念の数々を出来るだけそのままの熱量でお伝えしたいと思うのです。

③ライブ感が好き

そして、これはやってみて気がついたことですが、ボクがトークイベントですごく心地よく感じている空気が「ライブ感」です。
これは推測でしかないですが、多分ボクが書いた記事テキストと同じ言葉をその場でお話ししても、ボクの熱量と情報は30倍くらいは多く感じると思います。
(もしかしたらうざいくらいかも。笑)
それはやはり、「その場にいること」の力だと思います。
響く、と言い換えても良いかも知れません。
そして、今後どれだけARやVRが発達し、画面越しの会話がよりリアルでクリアになっても、この「熱量」だけはデジタルで再現できないのではないか?と思ってます。

さらに、Web記事には書けない内容でも、クローズドなイベントなら話せます。
例えば、シンプルに収入がどうとか、こんな取引先は嫌だ、みたいなゲスい話はテキストに残すべきではないとボクは考えます。

今後大きく変わることが予想される情報や提案なんかも、今、その場でしか言えないことです。
こうした部分も、アーカイブしやすいテキスト情報の功罪かも知れません。
例えば「今は、これやってみたら?」と言うアドバイスも、あと3年後に正しいアドバイスのままでいられるかの保証はないわけです。
それくらい時代は大きく変化しています。
逆に言うと「今だからできる」「トークイベントだからできる」といったアドバイスもまた、たくさんあるわけです。

また、トークイベントならその場の質問にも即座に答えられます。
そして、そこで説明するために生み出される言葉は自分の思考が凝縮されたものです。
アドリブで言葉を紡ぐこともあるでしょう。
何より、会場に来てくださる参加者の皆様の「熱量」をボクの方も直に感じることが出来る。
これはボクにとってもすごくありがたい機会です。
今の業界構造を変えるには、一人ではダメなのです。
変えていこうとする意思とモチベーション、そして同じ熱量を持った仲間の存在が必要不可欠だからです。

最後に

さて、7月と8月は3つのトークイベントを開催予定です。
開催都市は福岡、東京、そして大阪。
基本的にどこも「令和新時代のクリエイター の働き方」がテーマです。
今のままではダメかも・・・と不安を感じている方にとって、少しでも道しるべになれたら良いなと思っています。

テーマは3都市とも同じですが、登壇者が変わるため、きっとそれぞれに特色のある内容に変化すること間違いなしです。

ネット配信も企画してますので、良かったらのぞいてみてください。

そして、これを読んでくれた皆さまと、いつかどこかのイベント会場でお会いできることを楽しみにしております。

そのときは気軽にお声掛けください。
どうぞよろしくお願いします。

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ABOUT ME
Andy
we.編集長/Design Offiice io COO./Creative Director|東京⇆京都の2拠点生活。| 企業の経営課題を解決するデザイン・コンサルやクリエイティブ・ディレクションやってます。|ミニマル思考と独特の着眼点で「?」を「!」にする発想・提案が得意。|日本のビジネスにクリエイティブの革命を起こしたい。