みなさんは仕事にこだわりをもってますか?
なんとなく働いてませんか?
ビジネスマンとして超一流になれるかどうか…それは仕事に対する「こだわり」で決まります。
今回は殺し屋・桃白白から、超一流の仕事の流儀を学びましょう。
仕事人の流儀❶価格にこだわる
超一流の仕事人は、自分の「仕事」に対してプライドを持っています。だから高額を請求します。
当然です。
とはいえ、ただ単に高額をふっかけても、クライアントがその金額に納得するかどうかはわかりません。
そこで、桃白白が用いたのは「プレミアム性の演出」です。
まず、法外であることを伝えます。この時点でクライアントは相場の2~3倍の金額を想像しているはずです。
そこに「1億ゼニー」と相場の10倍の値段を提示します。
さすがにそれは…とひるんだところで、「あなたは運がいい」です。
これはすごい。
金額を伝える前にガンガンゆさぶってきます。
とどめに「キャンペーン中だから半額の5千万ゼニーだ」ときました。
これは相場の5倍くらいの値段でしょうか。
しかしレッド総帥は「どうも…」とお礼を言ってしまいます。
完全に桃白白の金額交渉の手のひらで踊らされています。
一流の仕事人は、心理学など、あらゆる学問に精通しています。
これはフリーランスのクリエイターも見習いたいところですね。
「ロゴひとついくらですか?」と言われた、まずは一発かましましょう。
「私のロゴは法外ですよ??」
きっと、いままでの設定金額より高い金額で受注できるはずです。
もちろん、半額セールでも5倍の相場設定をお忘れなくっ!
仕事人の流儀❷演出にこだわる
一流の仕事人は、自分の仕事のすごさをきちんと演出してみせます。
だからこそ、高額な仕事が舞い込むのです。
桃白白はブルー将軍を手も足も使わないという超絶パフォーマンスで葬りました。
過剰なまでに自分のすごさを売り込む、この手法はすごい。
デザイナーでいうなら、「4クリックでデザインしてやる」と言う感じですね。
もちろん、裏では必死こいてデザインしててOKです。
大事なのは、クライアントに「本当に4クリックでデザインしやがった…」と思わせるくらいのスピードとクオリティを見せつけること。
この「演出」が出来るかどうかが超一流となるかどうかの境界線と言っても過言ではありません。
魅せましょう。
仕事人の流儀❸スピードにこだわる
先ほどの「演出」にも通じる部分ですが、超一流は仕事の速さにもこだわります。
もちろん、桃白白も。
「飛行機では時間がかかりすぎる」
これです。
1秒でも早く仕事を完遂するために、ベストの手段を選択するわけです。
また、ただ早いだけではありません。
ぶん投げた柱で、正確に目的地まで飛ぶには緯度経度や距離の把握が絶対です。
さらに、30分で帰ってくる。とまで言っています。
移動速度と自分の仕事スピードを完璧に把握しているからこそです。
超一流は、すべてを管理しています。
新幹線に乗り遅れて遅刻するようでは二流です。 自戒を込めて…
仕事人の流儀❹身なりにこだわる
超一流の仕事人は身なりに気を使います。
それは、「外見はその人の内面の一番外側」ということを知り、理解しているからです。
Appleの創設者・スティーブ・ジョブズは、もともと身だしなみに無頓着で、長髪、髭面のヒッピーのような格好をしていたそうです。
それが、ベンチャーキャピタリストのマイク・マークラの「君は表紙を見て、本を買うべきか判断するだろう?」という言葉で人の目を惹く重要性に気づいたと言います。
そこから、服装や髪型に気を使うようになりました。
また、後年はジーンズにタートルネックという定番スタイルに落ち着きます。
常に同じ服を身に付けることで、服を選択する思考時間を削減している。というのは有名な話です。
そして、同じ服はその人のトレードマークになっていきます。
つまりはブランディングです。
これはfacebookの創設者、マークザッカーバーグも同じですね。
超一流は、人にどうみられるか、も支配します。
桃白白も例外ではありません。
悟空を始末したあと、わざわざ服を仕立てに寄り道をしました。
これは桃白白にとって「仕事の速さ」よりも「身だしなみ」が重要だったということです。
これはものすごく深い。
たとえ衣服とはいえ、ズタボロにされていたらどこでどんな噂がたつかもわかりません。
その噂のせいで、今後の仕事を逃したり、あるいは減額交渉されてしまうかもしれないわけです。
それであれば、多少の時間がかかっても、涼しい顔で仕事を完遂させたとクライアントには見せておいた方がよいわけですね。
目先のことだけでなく、深慮遠謀が出来る。
まさに桃白白は超一流の仕事人です。
仕事人の流儀❻結果にこだわる
カリン様の元で修行をした孫悟空に素手では勝てないと判断した桃白白は、刀や手榴弾を使用して殺しにかかろうとしました。
すごい判断力です。
ここまでなりふり構わず「結果」だけにこだわれるのも超一流の証です。
中途半端な一流だとプライドが邪魔して出来ないはず。
仕事において、最終的に大事なのは「結果」なわけです。プロセスなんかどうでもいい、とまでは言いません。
だから桃白白も途中までは素手で戦っていました。
ですが、結果が出ないのであればプロセスなんかはあってないようなものなのです。
例え、どれだけ素晴らしいWebサイトを作っても、閲覧がゼロならそれは三流以下になってしまう。
なので何が何でもアクセスをあげる手段に出るわけです。
仮に儲けよりも多い金額をWeb広告にぶち込むことになったとしてもやる。
「結果」こそが全てだからです。
桃白白も最後はなりふり構いません。
そりゃ命乞いのフリでも何でもするわけです。
超一流も大変です…
結果が全て。の世界で生きるということ、その世界で超一流であるためにはどれだけの覚悟が必要か、ということを身を持って教えてくれます。
成功者に憧れるだけが人生ではない、とも言えますね。
仕事人の流儀❼生涯現役にこだわる
一流は一度こけたら脆いですが、超一流はそこからがすごい。
サイボーグになってまで復活します。
そして、執拗に孫悟空を狙います。
当然です。
まだ仕事を「完遂」してないからです。
超一流は、手榴弾をくらったからと言って、引退するわけにはいかないのです。
ちなみに、ドラゴンボールの世界では、「サイボーグになって復活」するのは「かませ犬落ち」の象徴なので、注意しましょう。
スーパーどどん波程度は天津飯の掛け声でかき消されてしまいます。
超一流としては、どどん波よりも、自分がかき消えたいくらいの屈辱ですね。
残念です。
「かぁっ!」
画像引用元
DRAGON BALL
©️鳥山明/集英社
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