今の生活を、一度オールリセットしたい。
そんなふうに思うことはないだろうか。

あるいは、引っ越すほどではなくても、
部屋も、モノも、生活の習慣も、
どこか重くなっている気がする。

そんなとき、少し憧れるのが、ホテル暮らしだと思う。

必要なものだけで整えられた空間。
管理するモノが少ない生活。
まるで生活を一度リセットしたような感覚。

実は先日、東京の家を解約し、
しばらくホテル暮らしをしてみた。

すると意外なことに気づいた。

冷蔵庫も、テレビも、電子レンジも──
使わなくても生活は普通に回る。

そしてそれ以上に、

自分がどれだけ
「当たり前」に縛られていたのかが見えてきた。

東京の家を解約して、ホテル暮らしを始めた

先日、東京の家を解約した。

仕事で福岡に行くことになり、
まずは小倉のリーガロイヤルホテルに滞在している。

コロナ禍もあり、テレワークプランで一泊4,500円。
値段も破格だし、仕事をするには十分すぎる環境だ。

ホテル生活になると、
当然ながら家のような設備はない。

冷蔵庫は小さい。
電子レンジもない。
テレビは元から使わない。

でも、生活は普通に回る。

むしろ、判断することが減る。

「必要だと思っていたモノ」が減っていく

ホテル暮らしをしていて思った。
これまで「生活に必要」と思っていたものの多くは、実はなくても成立するものだった。

例えば、

自炊しないなら冷蔵庫も電子レンジも不要。
テレビはスマホやPCで代用できる。
ゴミ袋を直接使えばゴミ箱もいらない。
(翌朝持っていってくれるから)

それらがなくても、
生活は普通に続いていく。

不便かと聞かれれば、
正直そこまで不便でもない。

むしろ、生活がシンプルになる。

不便ではなく「思考のクセ」

ホテル暮らしをしていて気づいたのは、不便さよりも自分の思考のクセだった。

  • 冷蔵庫は必要
  • テレビはあるべき
  • ゴミ箱は必須

そんな「当たり前」を、
ほとんど疑ったことがなかった。

でも実際には、なくても生活は回る。
むしろモノが減ると、生活の判断がシンプルになる。

ミニマリズムはモノの話ではない

ミニマリズムというと、
「モノを減らす暮らし」と思われがちだ。

でも本質は少し違う。

ミニマル思考とは、生活の前提を疑うこと。

それが本当に必要なのか。
なくても成立するのではないか。
一度リセットして考えてみると、生活の構造が見えてくる。

この話は、以前の記事でも書いている。

参考記事→モノを減らしても整わない理由|40代ミニマリストの暮らし最適化

一度手放すと、本当に必要なものが見えてくる

面白いのは、
一度手放してみると、必要なものが見えること。

なくしてみて初めて、必要かどうかがわかる。
もし本当に必要なら、また取り戻せばいい。

でも意外と、
戻さなくても生活は普通に続いていく。

ホテル暮らしは、節約でもライフスタイルでもなく、
生活をリセットする方法なのかもしれない。

今の生活を一度離れてみる。

そうすると、

  • 本当に必要なもの
  • 本当に好きなもの
  • 本当に必要な習慣

が見えてくる。

生活を軽くする一つの方法

もし今、

  • 部屋が重い
  • 生活が散らかっている
  • 環境を変えたい

そう感じているなら、

一度だけ、こう考えてみるといい。

「これ、本当に必要?」
ホテル暮らしまでしなくても、

  • モノを一度減らす
  • 家電を見直す
  • 習慣を減らす

それだけでも
生活はかなり軽くなる。

ミニマリズムとは、削ることではなく、生活を軽くする選択だ。

ホテル暮らしをしてみて、それを改めて実感した。

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ABOUT ME
yohaku
余白のある生き方を探しながら、 40代の暮らし・働き方・持ち物を“整える”ための思考を書いています。 ミニマル思考、Quiet Luxury、道具から学ぶ哲学。 心と生活が軽くなる視点を、日々の実践から発信中。 元ドキュメンタリー番組ディレクターを経て、 現在はブランド設計・クリエイティブの仕事に携わっています。 「ものを減らす」の先にある、 “どう生きるか”を一緒に考えるための場所です。